俳優・妻夫木聡が主演を務める、TBS系日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(毎週日曜 後9:00)の最終回が、14日に放送される。佐藤浩市らに続き、妻夫木聡、目黒蓮が暖かな夕陽に包まれ撮了し、松本若菜、安藤政信津田健次郎ら全キャストがオールアップを迎えた。


 主人公・栗須栄治を演じた妻夫木は、「正直まだ撮影が終わったという実感が全然湧きません」と涙で言葉を詰まらせながら、「キャストやスタッフの皆さん1人1人の愛が本当にビシビシ伝わってきて、1日でも多く現場に行って皆さんと芝居をしていたかったです」とクランクアップが名残惜しい想いを言葉にした。

 そして、山王耕造の想いを背負い栗須と二人三脚で有馬の頂点を目指す相続馬限定馬主・中条耕一を演じた目黒は、「お芝居という面で自分なりに新たなものを見つけ出すことができ、継承を受けることができた現場でした」と達成感のある表情でコメントした。

 さらに、キャスト陣の中で最後のオールアップとなった妻夫木と目黒の撮影が終了した瞬間、2人には内緒で現場に駆け付けていた佐藤浩市と松本若菜がサプライズ登場! こうして、過酷な撮影を共に駆け抜けたキャスト、スタッフ全員が涙と笑顔のフィナーレを迎え、約3ヶ月半に及ぶ撮影は幕を閉じた。

■最終回のあらすじ
ロイヤルファミリーは、失明という絶望の淵から奇跡の復活を遂げた。

だが、栗須(妻夫木聡)と耕一(目黒蓮)が夢見続けた“有馬記念の舞台”に立つためには、重賞レースでの勝利という、険しく厳しい条件が立ちはだかる。

その一方で、展之(中川大志)のソーパーフェクトが圧倒的な快進撃を続けていた。クラシック三冠を制し、まさに“時代の覇者”として、有馬記念の最有力候補に名乗りを上げていた。

それぞれの想いを胸にチームロイヤルは決起集会を開き、結束を確かめ合う。その場で耕一は静かに、しかし揺るぎない覚悟を口にする…。

耕造(佐藤浩市)と出会い、GI制覇を夢見て歩み始めた栗須。

数え切れぬ挫折の先に、ついに──運命の扉が開く!
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