放送では、遂にその漫才をテレビでお披露目。冒頭からトップスピンで山里を追い込む若林と超速でツッコミ返す山里の丁々発止やりとりを29分番組に編集して届ける。互いにギリギリのテーマとワードで攻め合う様は一瞬でテレビということを忘れてしまうほどライブ感満載。『DayDay.』やプライベートにも容赦なく斬り込む若林に山里が我を失う場面も。我を忘れた山里の威力は、過去の「たりないふたり」でも証明済み。山里の捨て身の反撃に今度は若林が倒れ込むことに。果たして山里はようやくつかんだ“朝の顔”の地位を守ることができるのか。さらに、2人の漫才にテレビの前で爆笑しているであろう“たりふたファン”ももちろん若林レーダーの監視対象となっているので油断は禁物。1秒たりとも目が離せない展開となっている。
たりないふたりは、2009年にお笑いライブ『潜在異色』で生まれ、2012年『たりないふたり』、14年『もっとたりないふたり』、19年『さよならたりないふたり』、20年『たりないふたり2020~春夏秋冬~』と題した日本テレビ深夜番組やライブを通じて漫才を披露してきた。21年5月31日『明日のたりないふたり』をもって、12年におよぶコンビ活動を終了=解散した。
2023年にはKing & Princeの高橋海人(※高=はしごだか)が若林正恭、SixTONESの森本慎太郎が山里を演じる日本テレビ系連続ドラマ『だが、情熱はある』も放送されるなど、解散後も話題を振りまいてきた。
解散から4年以上が経過し、山里は芸人活動も精力的に行う一方、23年からは日本テレビ系『DayDay.』(前9:00)で“朝の顔”になった。若林も、24年に『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』を行い、5万3000人のリスナーが集い、ライブビューイングと配信を含めると合計15万6707人を熱狂させた。
この日の放送は、『だが、情熱はある』の最終回を意識したと思われる演出で、山里と若林が登場。放送まではまったく告知されなかった、視聴者へのサプライズとして、『だが。情熱はある』の高橋と森本が客席で見守っている様子も伝えられると、SNS上では「客席に!エモい!」「高橋海人と森本慎太郎が!サプライズだ!」などといった歓喜の声が広がっている。山里も恒例のリアタイ視聴で、Xで「まさかのふたりだったなぁ」などと投稿している。
放送直後の深夜0時59分から、TVerとHuluで見逃し配信が行われる。

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