最新作の舞台は「妖怪の国」。秋田県の夏の風物詩・大曲の花火大会を観に、ひろしの故郷である秋田へ行くことになった野原一家が、ある事件をきっかけに妖怪の国に誘い込まれ、摩訶不思議な世界で妖怪たちと繰り広げる予測不能の大冒険が描かれる。
本作の監督を務めるのは、テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』の演出を2022年から手がけ、『映画クレヨンしんちゃん』では24年から絵コンテ・パート演出を担当してきた渡辺正樹。本作で映画シリーズ初の監督を務める渡辺は「監督のバトンを受け継ぎ、プレッシャーとともに心から感激しております。今回は日本の原風景が残る妖怪の国を舞台に、天狗になったしんのすけが大活躍!野原家がいろいろな妖怪と出会い、毎度のことながらハチャメチャでワクワクな展開が待っています」と、ストーリーを予告している。
脚本は、テレビアニメ『クレヨンしんちゃん』の脚本を手がけていた中村能子。「自分が子どもだった頃より、今はいろいろなことがあっという間に変わっていく時代になったと感じます。『昔の方が良かったこともある。でも今だって。そしてこれからもきっと──』そんな願いを胸に『映画クレヨンしんちゃん』の脚本を、緊張しながらも初めて書かせていただきました」と、初の映画シリーズへの参加への思いを語っている。
さらに、しんのすけ役の小林由美子も「父ちゃんの故郷、秋田を舞台にみんなも知ってるあんな妖怪やこんな妖怪がしんちゃんと一緒に大暴れ!!そこで繰り広げられる、妖怪としんちゃんの奇々怪々な物語とは…!!しんのすけとの不思議でゆかいな夏を皆様と過ごせる日が今から待ち遠しいです!!」と意気込みを見せている。
今回あわせて解禁されたスーパーティザー映像&ビジュアルには、「おぉぉ~」と声をあげながら夜空いっぱいに広がる花火を見つめるしんのすけの姿が描かれている。色鮮やかな花火の中には妖怪たちの姿も。愛らしくて好奇心をくすぐる妖怪たちは一体どのようにして、しんのすけと出会い、一夏の大冒険を繰り広げていくのか?「ゆかいで不思議な出会い。」のコピーが、しんのすけ、そして野原家を待ち受ける物語への期待を膨らませる。
また、緑と赤を基調とした天狗衣装を身にまとった“天狗しんのすけ”のビジュアルも公開。天狗のトレードマークである一本足の下駄を履き、帽子や背中から除く翼はカンタム・ロボ風、狐の柄がついた羽団扇を手にした凛々しい表情のしんのすけがカラフルな火の玉とともに描かれている。
まだまだベールに包まれた『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』。今後の追加情報にも要注目だ。
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