アメリカンフットボールの大学日本一を決める全日本大学選手権『甲子園ボウル』が、あす14日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催され、読売テレビ(関西地区)とBS日テレ(全国)で生中継される。

 今年で80回の節目を迎える国内最古のボウルゲーム。
2024年度に従来の東西対決方式から全国の強豪校が争う全日本選手権方式へとレギュレーションが変更され、今年の決勝カードは、関西学生1位の関西学院大学と同2位の立命館大学による初の関西決戦となる。

 中継では、元TBSアナウンサーで学生時代に「チャック・ミルズ杯」を獲得した有馬隼人が解説、法政大学キャプテンとして甲子園ボウルに出場経験のあるコージがフィールドリポートを担当。そして、高校時代にアメフト部に所属していたみなみかわが、ゲストで大会を盛り上げる。

■解説・有馬隼人 コメント
第80回の記念大会が史上初めての関西勢対決となりました。ディフェンディングチャンピオンの立命館大学とリベンジを狙う関西学院大学。長い間、関西リーグのライバルとして切磋琢磨してきた両校が甲子園の舞台でぶつかるというのが楽しみでなりません。過去の歴史を見ても「こんなことが起きたのか!」と唸りたくなる、とにかく価値のある一戦。これまでにないハイレベルな甲子園ボウルが期待できます。ぜひともリアルタイムで、会場や中継で試合をご覧いただきたいと思います。

■フィールドリポート・コージ コメント
重量級のオフェンスラインを擁する関西学院大学と、強固なディフェンスラインを誇る立命館大学。今回、ライン戦にもかなり注目しています。フィールドリポーターとして、激しいぶつかり合い、ライン際の攻防の熱気を余すことなく皆様にお伝えしたいです。
ぜひ楽しみにしていてください。

■ゲスト・みなみかわ コメント
高校でアメフト部に入りました。入学当時は170センチ・48キロのガリガリで、ホントに下手。3年生になって年功序列で何とかレシーバーのレギュラーになるも、チームメイトから信用されていなかったり、タッチダウンを決めたこともなかったり…そんな自分が甲子園ボウルの解説席に座るとは!とんでもない下剋上です。アメフトはルールさえ少し覚えれば本当におもしろい、よくできたスポーツ。緻密な作戦のもとに色々な駆け引きがあって、ロングパスとかランニングバックが抜けてきて独走態勢に入るとか、「ワーッ!」となる瞬間が経験できるのはスポーツの中でもアメフトぐらいしかないんです。こういった“醍醐味”が、初めて見る人にもうまく伝わるよう頑張りたいと思います。

『第80回 甲子園ボウル』
読売テレビ(関西ローカル放送) 12月14日(日)午後1時30分~5時 ※延長あり(サブチャンネル:最大延長30分)
BS日テレ(全国ネット) 12月14日(日)午後1時30分~5時
TVerほかでライブ配信あり
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