江上敬子(41)と近藤くみこ(42)からなる同コンビは、2005年結成で芸歴21年目、マセキ芸能社所属。7年ぶり3度目の決勝進出で、見事に優勝をつかんだ。優勝が決まった瞬間、近藤は大泣きしながら「めっちゃうれしい!」と口にし、江上は「マセキは大会で優勝した人がいないんです。我々が初になります!」と快挙に喜んでいた。
ファイナリストは、紺野ぶるま(2年連続5度目)、もめんと(初進出)、電気ジュース(初進出)、エルフ(4年連続4度目)、ニッチェ(7年ぶり3度目)、とんでもあや(初進出)、ヤメピ(初進出)、パンツ万博(初進出)。5組が決勝初進出というフレッシュな顔ぶれとなった。Aブロックは紺野ぶるま、Bブロックはニッチェ、両ブロックで惜しくも敗退した6組の中から視聴者投票枠としてエルフが最終決戦へと進んだ。
番組MCは、フットボールアワーの後藤輝基、日本テレビの黒田みゆアナ。大会サポーターは、山添寛(相席スタート)、コットンが務める。審査員は、川島明(麒麟 5回目)、粗品(霜降り明星 初)、田中卓志(アンガールズ 7回目)、哲夫(笑い飯 7回目)、友近(4回目)、森田哲矢(さらば青春の光 2回目)、リンゴ(ハイヒール 4回目)という顔ぶれに。さらに、最前線で見守る大会オブザーバーには、あの、江村美咲、手越祐也、福部真子が就任した。
決勝の審査方法は、ファイナリスト8組がA・Bの2ブロックに4組ずつ分かれ、各ブロック1ネタ終えるごとに審査員の審査で暫定1位を決定する勝ち残りノックアウト方式。
2017年にスタートした同大会は「WOMAN(女性)」と「WARAI(笑い)」の頭文字“W”を取って命名。女性という参加条件を満たせば、プロ・アマ、芸歴、人数、年齢を問わず、自由度の高い“女芸人の祭典”。漫才、コント、一人芝居、モノマネ、パフォーマンスなどジャンルは何でもアリの異種格闘技戦を展開する。
今年で9回目を迎える本大会は、プロ・アマ、所属事務所の有無、芸歴・人数・年齢、笑いのジャンルなど一切問わず、女性芸人の中から一番面白い“笑いの女王”を決定するもの。優勝者に賞金1000万円に加え、副賞として多数の日テレ系人気番組、さらに自身の冠番組の出演を約束。歴代女王はこの大会をきっかけに地上波人気番組はもちろん、映画・ドラマ、海外にまでその活躍の場を広げている。
■『THE W』各ブロック投票結果
【Aブロック】
もめんと:6(リンゴ、川島、田中、哲夫、友近、森田) 電気ジュース:1(粗品)
もめんと:5(リンゴ、川島、哲夫、友近、森田) とんでもあや:2(田中、粗品)
もめんと:0 紺野ぶるま:7(リンゴ、川島、田中、哲夫、友近、森田、粗品)
【Bブロック】
エルフ:7(リンゴ、川島、田中、哲夫、友近、森田、粗品) パンツ万博:0
エルフ:3(リンゴ、哲夫、友近) ニッチェ:4(川島、田中、森田、粗品)
ニッチェ:6(リンゴ、川島、田中、哲夫、友近、森田) ヤメピ:1(粗品)
【最終決戦】
エルフ:2(リンゴ、哲夫)
ニッチェ:3(川島、田中、友近)
紺野ぶるま:2(森田、粗品)
■『THE W』歴代優勝者(カッコ内は参加組数)
第1回(2017年) ゆりやんレトリィバァ(636組)
第2回(2018年) 阿佐ヶ谷姉妹(606組)
第3回(2019年) 3時のヒロイン(627組)
第4回(2020年) 吉住(646組)
第5回(2021年) オダウエダ(700組)
第6回(2022年) 天才ピアニスト(735組)
第7回(2023年) 紅しょうが(863組)
第8回(2024年) にぼしいわし(903組)

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