俳優の横浜流星が主演を務める、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の最終回「蔦重栄華乃夢噺」が、14日に放送された。以下、ネタバレを含みます。


 放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦重”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦重は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。

 先週放送された第47回「饅頭(まんじゅう)こわい」では、家斉が治済を伴って清水家の茶室を訪問。警戒心を隠さない治済だったが、家斉が差し出された菓子と茶を口にしたことで後に続く。ところが直後、家斉が崩れ落ち、動揺した治済も同様に昏倒。実は茶には睡眠薬が仕込まれており、定信らが仕掛けた策略だったことが明らかに。治済が眠っている間に、瓜二つの能役者・斎藤十郎兵衛が影武者として城へ送り込まれ、本物の治済は阿波の孤島へと流された。

 最終回は、その続きから描かれ、道中に隙を見て脱走した治済だったが、再起を誓った瞬間に“雷に打たれて死亡する”という衝撃的な展開を迎えた。視聴者からは「一橋治済にまさに天罰下るw」「最期の表情が忘れられない」「これ治済が影のMVPでしょw」「治済はエレキテルに殺られたというオチか」などの声が寄せられている。
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