21日に放送される漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』(ABCテレビ・テレビ朝日系 敗者復活 後3:00/決勝 後6:30)について、決勝まで1週間となったきょう15日から、決戦の地・六本木と渋谷、そして漫才の聖地・大阪で、ポスターが掲出されている。

 3日に公開された「漫才万歳」キービジュアル。
「漫才」の起源である「万歳(ばんざい)」に立ち返り、話芸の根源的な力と漫才がもたらす喜びを伝える、祝祭感あふれる展開となる。
恒例となった都営地下鉄大江戸線六本木駅構内のジャック広告では、史上初の2連覇王者・令和ロマンが、漫才を心から楽しむ姿勢、弾ける漫才愛を表現。「あぁ、この国に漫才があってよかった。」という想いが、今にも飛び出してくる仕上がりとなった。

 JR渋谷駅ハチ公改札内では、巨大な松井ケムリが正拳突きで漫才愛をまっすぐに表現。渋谷駅前の大型屋外ビジョン「渋谷メガウォール」では、3Dで飛び出す高比良くるま(※高=はしごだか)が、「今年のM-1がどうなりそうか、渋谷にいる全員で話し合いたい」と呼びかける限定動画が掲出されている。

 阪急大阪梅田駅1階中央コンコースの巨大広告「うめばな」では、大阪・関西万博のマスコットキャラクターであり、2024年のM-1グランプリに出場して1回戦を突破したM-1戦士でもある「ミャクミャク」が登場。令和ロマンと肩を並べ、一緒にM-1を楽しむ姿が愛おしいポスターに仕上がった。

 4日の準決勝を経て、ファイナリスト9組が決定。豪快キャプテン、ドンデコルテ、めぞん、たくろうの4組は初の決勝進出を果たした。5年連続決勝進出という真空ジェシカ、3年ぶりの決勝進出となるヨネダ2000、昨年4位のエバース、5位のヤーレンズ、10位のママタルトといった、そうそうたる顔ぶれとなった。史上最多となる11521組の漫才師の頂点を目指し、敗者復活組を加えた総勢10組が決勝戦に臨む。

 審査員は昨年に引き続き9人制で、礼二(中川家)、山内健司(かまいたち)、塙宣之(ナイツ)、博多大吉博多華丸・大吉)、哲夫(笑い飯)、柴田英嗣アンタッチャブル)、駒場孝(ミルクボーイ)、後藤輝基フットボールアワー)、海原ともこ海原やすよ・ともこ)となった。


 決勝・敗者復活は、21日に放送(敗者復活 後3:00/決勝 後6:30)。敗者復活から決勝まで、約7時間ぶっ通しの生放送で届ける。決勝戦のMCはコンビを組んで14回目の今田耕司上戸彩、敗者復活戦のMCは、陣内智則と齊藤京子が務める(ABCテレビ・テレビ朝日系で生中継)。
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