米大リーグ(MLB)・ドジャースの山本由伸が「第55回 内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞」の大賞を受賞し、17日に都内で行われた授与式典に登場した。

 日本のプロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、1968年に『第1回 日本プロスポーツ大賞」を開催して以来、55回目の開催となった今回。大賞は、MLBワールドシリーズ制覇に大きく貢献した山本が初受賞した。プロ野球選手が授賞するのは2018年(第51回)の大谷翔平以来7年ぶり。なお、山本はNHK賞とのダブル受賞となった。

 高市早苗総理の代理として、公益財団法人日本プロスポーツ協会・麻生太郎会長から内閣総理大臣杯、賞状を受け取ると、山本はうれしそうに笑顔を浮かべ「このような賞を受賞することができ、とても光栄に思います」とコメント。

「今シーズンは東京で開幕を迎えることができ、10月には2度目のワールドシリーズを経験させていただき、自分自身とても成長を感じられるシーズンを過ごすことができました。来シーズンは、この賞の名に恥じぬように全力を尽くして頑張っていきたいと思います」と決意をにじませた。

 なお、殊勲賞にはプロ車いすテニスの小田凱人、ボクシングの井上尚弥、プロ車いすテニスの上地結衣らが受賞。特別賞には福岡ソフトバンクホークス、鹿島アントラーズが、最高新人賞には大相撲の安青錦新大が受賞した。

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