21日に放送される漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』(ABCテレビ・テレビ朝日系 敗者復活 後3:00/決勝 後6:30)について、毎年恒例のプロモーションビデオが16日に公開。予想不可能な結果の先にある景色へたどり着けるのは、自分自身の「道しるべ」を信じる者だけ。
大人へと歩む道の中で、楽して流れに身を任せる人生を選ばず、しるされた道をひたすら進み、楽しみながら、もがきながら“王者”を目指すM-1戦士たちを導いてくれる楽曲として、今年はORANGE RANGE「ミチシルベ~a road home~」が採用された。

 昨年はM-1グランプリ開催20回というアニバーサリーイヤーであり、令和ロマンが前代未聞の2年連続優勝を達成。この歴史的な激闘を経て、新たなスタートを切った「M-1グランプリ2025」。今回の大会テーマは「漫才万歳」。「漫才」の起源は「万歳(ばんざい)」にあるという原点に立ち返り、話芸が持つ根源的な力と、漫才がもたらす喜びを改めて伝えるテーマとなった。

 例年以上に各コンビのネタに磨きがかかっている熱き大会が予想される今回。すべてのM-1戦士が目指す道の先に待つのは、ただ一つ、『俺たちが一番おもしろい』という証明だ。予選から密着し、数百時間もの映像から溢れる熱を、ネタ時間と同じ「4分間」のプロモーションビデオに閉じ込めた。決勝進出者はもちろん、惜しくも決勝の舞台へ届かなかった全てのM-1戦士たちに感謝の気持ちを込めて作成されている。

 今回の起用にあたって、ORANGE RANGEは「ミチシルベ~a road home~」をテーマソングに起用していただけて、めちゃくちゃ嬉しいです。映像も拝見しましたが、お笑い芸人さんの生き様とリンクしていて感動しました。この楽曲は頑張っている人達への応援ソングなので、エントリーした全てのチャレンジャーにエールとありがとうを贈りたいです。
今年はどんなドラマが待っているのか、楽しみしかないです!」とのコメントを寄せている。

 4日の準決勝を経て、ファイナリスト9組が決定。豪快キャプテン、ドンデコルテ、めぞん、たくろうの4組は初の決勝進出を果たした。5年連続決勝進出という真空ジェシカ、3年ぶりの決勝進出となるヨネダ2000、昨年4位のエバース、5位のヤーレンズ、10位のママタルトといった、そうそうたる顔ぶれとなった。史上最多となる11521組の漫才師の頂点を目指し、敗者復活組を加えた総勢10組が決勝戦に臨む。

 審査員は昨年に引き続き9人制で、礼二(中川家)、山内健司(かまいたち)、塙宣之(ナイツ)、博多大吉博多華丸・大吉)、哲夫(笑い飯)、柴田英嗣アンタッチャブル)、駒場孝(ミルクボーイ)、後藤輝基フットボールアワー)、海原ともこ海原やすよ・ともこ)となった。

 決勝・敗者復活は、21日に放送(敗者復活 後3:00/決勝 後6:30)。敗者復活から決勝まで、約7時間ぶっ通しの生放送で届ける。決勝戦のMCはコンビを組んで14回目の今田耕司上戸彩、敗者復活戦のMCは、陣内智則と齊藤京子が務める(ABCテレビ・テレビ朝日系で生中継)。
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