タレント上沼恵美子(70)が、16日に放送されたフジテレビ系『星になったスターたち』(後7:00)に出演。かつて漫才コンビを組んでいた姉と、姉妹そろって同じ俳優に恋をしたエピソードを明かした。


 番組では、今年1月に78歳で亡くなった下條アトムさんのこれまでの功績をVTRで振り返り。下條さんは数々の作品で名脇役として存在感を放ち、米俳優エディ・マーフィーの日本語吹き替え声優としても活躍した。

 下條さんについてのVTRが流れたあと、上沼は「下條アトムさん、大好きだったんです」と告白。当時、姉と漫才コンビ「海原千里・万里」として活動していた上沼は、ドラマ出演のため東京に呼ばれた際のエピソードを回想した。

 「大昔、本当に昔、昔で申し訳ないんですけど、お姉ちゃんとコンビ組んでた時に、東京へドラマで呼ばれまして。ドラマが分からないし、お姉ちゃんとどうしようかなって言っていたら、優しくしてくれたのが下條さん。大好きで大好きで」と、下條さんの人柄に強く惹かれたことを明かした。

 下條さんとは、3日ほどロケを共にしたそうで、その間に上沼と姉・万里にはすっかり恋心が芽生えたという。「帰ってくる時のお姉ちゃんの顔を見ても、目がハートになってる。いやらしい顔をしてるんですよ」と当時の姉の様子を明かし、「『好きな人、できたやろ?私もできた』 『せーの!』 2人で『下條アトムさん!』って言うたんですよ」「2人で恋敵。好きで好きで、夢中でした」と、姉妹そろって下條さんに思いを寄せていた当時を振り返った。
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