お笑いコンビチュートリアル徳井義実(50)が17日、大阪・天満橋のテレビ大阪本社で主演を務めるドラマ『令和に官能小説作ってます』の放送に先立って取材に応じ、年齢を重ねた今のエロスに対する思いを語った。

 2026年1月7日から放送開始のドラマ『令和に官能小説作ってます』(毎週水曜 深0:00)フランス書院で実際に起こった話をベースにした小説『令和に官能小説作ってます』(著:さとうユーキ、原案:フランス書院編集部)を原作とした、ちょっと淫らで、たっぷり笑える異色のお仕事ドラマ。


 徳井とモデル・俳優の桃月なしこがW主演を務める。徳井は同作で官能小説編集部をまとめ、穏やかで仕事に熱い編集長・玉川丈治を演じる。桃月は、マンガ編集者を夢見るも官能小説編集部に配属された新人編集者・大泉ましろを演じる。ともに地上波連続ドラマ初主演。

 お笑いコンビ・ランディーズの中川貴志、ピン芸人のすっちーと吉本“エロ三羽ガラス”を組む徳井。今回の配役に「これはぴったりやなあと自分でも思いました」と語った。

 現在50歳となり、エロに対する欲求を聞かれると「根源の体力となる精力は衰えてますけど、その分、味わい深い部分での情緒というところでのエロスが増してはいます。直接的ではないというか、叙情的というか。その部分は深まってる。増える減るではなく、深まった」と表する。

 そして、今回「官能小説」を取り上げた同作に対して、「このご時世だからこそ、エロスをもう1回見直してほしい。何でもかんでも、しも系のことを排除するのではなく、エロスというのは、人間が誕生するきっかけとなるものというか、エロスというのはなくてはならないものですし、単なる下品な“しも”と、崇高なエロスは別なんじゃないかっていうことをこの時代に投げかけたい」と熱く訴えた。
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