世界有数のビジュアルコンテンツクリエーター/マーケットプレイスのGetty Images(本社:米国シアトル)の日本法人「ゲッティイメージズ ジャパン」は15日、2025年を報道写真で振り返る『Year in Review by Getty Images』を発表した。

 ゲッティイメージズが撮影したニュース、スポーツ、エンターテインメントなどの象徴的なコレクション「Year in Review by Getty Images」で、2025年を振り返る。


(1)ニュース:変革と熱狂 歴史的ニュースの記録
日本の政治史に新たな1ページが刻まれた 2025年。高市早苗氏が憲政史上初となる女性内閣総理大臣に就任。「初の女性首相」の誕生は、日本の古い慣習を打破する歴史的な転換点として、国内外のメディアでセンセーショナルに報じられた。また、世界中が注目した「2025年日本国際博覧会(Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan)」がついに開幕。半世紀ぶりの大阪での開催に、会場は連日熱気に包まれた。「空飛ぶクルマ」をはじめとする最先端技術や、世界各国の文化が融合する光景は、まさに未来社会の縮図となり、訪れた人々に驚きと感動を与えた。世界では依然として解決すべき課題も多い中、歴史的なリーダーの誕生と万博が示した未来図は、私達に前進する勇気を与えた。変化を恐れず、新たな時代へと踏み出す人々のエネルギーが、2025年を象徴する希望の光となった。

(2)スポーツ:世界を繋ぐ情熱と栄光
2025年は、東京で開催された世界陸上が熱狂の渦を巻き起こした。男子短距離の王者ノア・ライルズ選手が見せた日本のアニメポーズが世界的な話題となり文化交流の象徴となる中、開催国・日本勢も躍動。女子中長距離では、田中希実選手の決勝進出を後押しするため、山本優馬選手がレース中にペースメイクや位置取りで献身的にサポート。自らの順位を度外視したその“犠牲的”な走りが話題を呼び、日本代表の結束と覚悟を象徴するシーンとなった。
一方、野球界では MLB ドジャースの大谷翔平選手が今年も異次元の活躍を見せ、世界中のファンを熱狂させ続けた。さらに、イチロー氏が日本人初となる米国野球殿堂入りを果たす歴史的瞬間も到来。日米で道を極めた新旧レジェンドの姿は国民に深い誇りを与え、スポーツの力が持つ素晴らしさを改めて証明する1年となった。

(3)エンターテイメント:時代を彩る芸術と情熱の祝祭
2025年は、創造性と文化的インパクトに満ちた1年だった。レディー・ガガ、オアシス、バッド・バニー、サブリナ・カーペンターらの世界ツアー、映画『F1: The Movie』『ウィキッド:フォー・グッド』『ミッション:インポッシブル 最終章』の華やかなレッドカーペット、グラミー賞、BAFTA、アカデミー賞(第97回)の舞台裏など、世界中の人々を魅了する瞬間が数多く生まれた。また、ドラマ『SHOGUN 将軍』は第82回ゴールデングローブ賞で最優秀テレビシリーズ・ドラマ賞を受賞した。

※ほぼ原文のままで公開
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