超特急の草川拓弥が主演を務める、カンテレ×FODドラマ『地獄は善意で出来ている』が、きょう18日深夜に最終回(カンテレ/関西 深0:15~、フジテレビ/関東 深0:55~)を迎える。

 本作は、過去の過ちにより世間から厳しい目が向けられ、不遇の日々を送る前科者たちが、人生のやり直しをかけた“更生プログラム”の中で、残酷な罠に巻き込まれ、衝撃の結末に向かっていく、ヒューマン・サスペンス。
「元受刑者特別支援プログラム」に招待を受けた主人公・高村樹(草川)が、同じく招待されたほかの面々とともに同プログラムに参加する。

 最終回は、復しゅう劇のクライマックスとしてカトウ(細田善彦)が樹と琥太郎(高野洸)に殺し合いの舞台を用意。残酷な罠に次々とはまり、追い詰められた彼らが最後に選んだ道は…。さらに放送後、FODでオリジナルストーリーが配信される。

 みどころについて、草川は「善意とは何か、また、樹をはじめとした登場人物それぞれの未来について、しっかりと視聴者の皆さんに届いてくれたらと思います」と呼びかける。

 共演陣も「僕自身も思わず『あっ』となる展開ですので、ぜひ皆さんにもその気持ちを体感して、楽しんでいただけたらと思います」(高野)、「プログラムを通して、それぞれがさまざまな影響を受け、そのうえでどんな選択をするのか…。ぜひ皆さんにも、その行く末を見守っていただきたいですし、保護者のような気持ちで最後まで受け止めてもらえたらうれしいです」(渡邉美穂)、「樹と琥太郎の思いがぶつかり合う場面がみどころです。カトウは最後までカトウです!(笑)」(細田)と予告する。

■最終話あらすじ
琥太郎(高野洸)を助けるため施設に戻った樹(草川拓弥)は、すぐさまカトウ(細田善彦)に捕らわれ、琥太郎と一緒にとある部屋へ。そこで、神経性の毒が入ったカプセルを飲まされ、5分以内に解毒剤を飲まなければ死に至ると宣告される。しかし、用意された解毒剤は1本のみ。カトウが用意したナイフを使い、相手の命を奪った勝者にのみ、解毒剤を渡すという。
すると樹は、「復しゅうしろ。俺を殺せ」と琥太郎を挑発。だが、兄の命を奪った敵とはいえ、いつの間にか樹に対し友情にも似た感情を抱いていた琥太郎は、自らの命を差し出そうとする樹に刃を向けることができない。そんな2人を前に、次第にカトウがいら立ちを見せ始め、タイムリミットが残りわずかとなったそのとき、樹がまさかの行動に出て…。人生のやり直しをかけて臨んだはずの更生プログラムは、地獄の始まりだった――。仕掛けられた残酷な罠に次々とはまり、追い詰められた樹たちは、復しゅうという名の魔の手を逃れ、無事に施設を脱出することができるのか!?彼らを待っている、その先の未来とは――!?
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