火災の平田牧場「失われた仲間たちへの最大の手向けに」メッセージ掲載　温かい励ましが続々

　14日に火災が発生した山形県の平田牧場は18日までに、公式サイトを更新。全国からの支援に謝意を示した。

　「温かい応援への御礼と、私たちからのお願い」と題したメッセージでは「このたびの農場火災に際し、寄付やクラウドファンディングなど、多くの温かいご支援のお申し出をいただき、胸がいっぱいです。本当にありがとうございます」と書き出した。

　金銭的な支援については「お気持ちだけ有難く頂戴します」とし、「私たち生産者、そして豚たちにとって一番の救いは、育てた豚肉を皆様に「おいしい」と食べていただくこと。それに尽きます。 彼らの命を無駄にせず、日々の食事として生かしていただくことが、失われた仲間たちへの最大の手向けになると信じています」と続けた。

　さらに「もし私たちを応援していただけるなら、皆様の食卓で、平田牧場の豚肉を美味しく召し上がっていただければ、それが何よりの励みになります」と強調。「長年支えていただいている生活クラブ生協様をはじめとする全国の生協様、お近くのスーパーや専門店様、飲食店様、そして直営店にて。 皆様がいつものように食事を楽しんでくださることが、私たちが前を向く一番の力になります。これからも、おいしい豚肉をお届けできるよう、全力を尽くしてまいります」と結んだ。

　インスタグラムでも同様の掲載文を投稿。コメント欄には「これからも購入させていただきます」「食卓で家族の笑顔と共に応援していきますね」など温かいメッセージが寄せられた。

■以下、掲載文全文。

温かい応援への御礼と、私たちからのお願い

このたびの農場火災に際し、寄付やクラウドファンディングなど、多くの温かいご支援のお申し出をいただき、胸がいっぱいです。本当にありがとうございます。

ただ、金銭的なご支援については、お気持ちだけ有難く頂戴します。

私たち生産者、そして豚たちにとって一番の救いは、育てた豚肉を皆様に「おいしい」と食べていただくこと。それに尽きます。 彼らの命を無駄にせず、日々の食事として生かしていただくことが、失われた仲間たちへの最大の手向けになると信じています。

もし私たちを応援していただけるなら、皆様の食卓で、平田牧場の豚肉を美味しく召し上がっていただければ、それが何よりの励みになります。

長年支えていただいている生活クラブ生協様をはじめとする全国の生協様、お近くのスーパーや専門店様、飲食店様、そして直営店にて。 皆様がいつものように食事を楽しんでくださることが、私たちが前を向く一番の力になります。

これからも、おいしい豚肉をお届けできるよう、全力を尽くしてまいります。

2025年12月17日
株式会社平田牧場