南海キャンディーズ山里亮太オードリー若林正恭による「たりないふたり」が、2日の収録で4年半ぶりの復活を果たした。日本テレビ系で『たりないふたり2025』として、12日・19日の2週連続で放送される(深0:30)。
19日深夜、2週目の放送を迎える。

 12日深夜、1週目の放送を迎えたが、この4年間で起こった大きな変化の一つ、情報番組『DayDay.』の山里MC就任を若林がとことんイジりたおす漫才を展開。朝の顔となる帯番組のMCを、お笑い芸人が担当するのは貴重なこと。そのポジションを掴み取った山里を若林が逃がすはずもなく、漫才一つでその牙城を崩しにかかるほど強烈なワードを浴びせていく。山里の苦笑はみるみる間に焦りに変わり、ツッコミを超えて、叫んだり地団太を踏んだりと大暴れ。「『DayDay.』のコメンテーターをやりたい」と漫才コントを始め、深いコメントを連発する若林に、「誰も求めてない! 適当でいいんだよ!」と思わず叫んでしまうなど、これでもかと身を切る“たりふた”最大の武器を大いに見せつけた。

 この2人をモデルにしたドラマ『だが、情熱はある』で若林を演じた高橋海人(King & Prince ※高=はしごだか)と、山里を演じた森本慎太郎SixTONES)が、この漫才をスタジオで観ていたことも放送で判明。きょう19日深夜、いよいよこの続きの漫才を放送。若林の『DayDay.』イジリはまだまだ止まらない。さらに『だが、情熱はある』放送裏での山里の行動もイジリ倒す。かつての『たりないふたり』で起こったあの緊急事態の裏で密かに繰り広げられていた2人のバチバチな出来事もネタに。そして“現代”に鋭く斬りかかる圧巻の漫才が終盤に向けて息つく間もなく加速していく。


 たりないふたりは、2009年にお笑いライブ『潜在異色』で生まれ、2012年『たりないふたり』、14年『もっとたりないふたり』、19年『さよならたりないふたり』、20年『たりないふたり2020~春夏秋冬~』と題した日本テレビ深夜番組やライブを通じて漫才を披露してきた。21年5月31日『明日のたりないふたり』をもって、12年におよぶコンビ活動を終了=解散した。

 2023年にはKing & Princeの高橋海人(※高=はしごだか)が若林正恭、SixTONESの森本慎太郎が山里を演じる日本テレビ系連続ドラマ『だが、情熱はある』も放送されるなど、解散後も話題を振りまいてきた。

 解散から4年以上が経過し、山里は芸人活動も精力的に行う一方、23年からは日本テレビ系『DayDay.』(前9:00)で“朝の顔”になった。若林も、24年に『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』を行い、5万3000人のリスナーが集い、ライブビューイングと配信を含めると合計15万6707人を熱狂させた。
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