声優梶裕貴が22日、東京・アニメイトシアターにて行われたNetflixシリーズ『プリズム輪舞曲』(全20話・1話約20分)のトークイベントに登場した。

 本作は、1900年代初頭のロンドンを舞台に、画家を目指す日本人留学生と英国の大貴族の青年が出会い、互いに刺激を受けながら成長していく青春ラブストーリー。
花より男子』の神尾葉子氏による完全新作アニメーションで、来年1月15日より世界独占配信される。

 イベントには原作・キャラクター原案・脚本を手掛ける神尾氏をはじめ、中澤一登監督、WIT STUDIOのアニメーションプロデューサー・吉信慶太氏、企画/プロデュース・櫻井大樹氏も登壇した。

 オーディションで神尾氏から「どうしても梶さんがいい」と、小早川新之助役に抜てきされたそうで、梶は「子どもの頃から一世を風靡されている『花より男子』の原作の先生の作品で、めちゃくちゃ光栄でした」と喜びを明かす。

 また「最初に小早川の資料を見たときに、キャラクターをつくり過ぎずにできそうだなと思っていて、オーディションのお話を聞いて参加したいと強く思っていました。しかも、この時めちゃくちゃオーディションに落ちまくっていた時期でもあったんです」と告白。登壇者らから「そんなことないでしょ?」とツッコまれると、「年に50~60受けても1つか2つ合格できるかどうかということもある」と説明。

 そんな中、梶は「やりたいと思っていた役で合格できたときはすごくうれしかった。やりたかったし、やれてよかった」としみじみ語っていた。

 主人公の留学生、一条院りり役の声優に種崎敦美(※崎=たつさき)、大貴族の天才画学生キット・チャーチ役に内山昂輝、小早川新之助役に梶裕、ドロシー・ブラウン役に潘めぐみ、ジョフリー・オブライエン役に阿座上洋平、ピーター・アンソニー役に坂田将吾、キャサリン・アスター役に上坂すみれ、小早川さくら役に鬼頭明里、チャールズ・ブラント役に大塚芳忠、一条院たけ役に甲斐田裕子、リチャード・チャーチ役に諏訪部順一が決定している。
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