不良漫画『クローズ』正統続編、1月13日連載開始　高橋ヒロシ氏13年ぶりシリーズ新作『ダストランド』
新連載『ダストランド』主人公（左）ヒバリ・（右）三蔵のイラスト （C）高橋ヒロシ／秋田書店 画像（1枚）
　不良漫画『クローズ』『WORST』シリーズの正統続編となる新作漫画『ダストランド』が、2026年1月13日発売の青年漫画誌『ヤングチャンピオン』（秋田書店）新年3号より連載されることが発表された。原作者の高橋ヒロシ氏が原作・作画も務める同シリーズの連載作品は、2013年に完結した『WORST』以来、約13年ぶりとなり、キャラクターイラストも解禁された。


　『ダストランド』という名称は、シリーズの舞台である戸亜留市を彷彿とさせ、解禁されたロゴには「CROWS×WORST」の文字も。新作が『クローズ』『WORST』の正統続編であることを印象付ける力強いタイトルとなった。

　また、戸亜留市に暮らす2人の少年「ヒバリ」「三蔵」のイラストも公開され、この2人が出会い、『クローズ』『WORST』シリーズと同じ鈴蘭男子高校を舞台にした物語が描かれる。

　今回の新連載を記念して、23日～26日まで秋田書店が運営するWEB漫画サイト「チャンピオンクロス」で、『クローズ』全話（単行本全26巻分）を完全無料で読めるキャンペーンを実施する。

　『クローズ』『WORST』シリーズは、1990年より『月刊少年チャンピオン』にて連載がスタートした不良漫画の金字塔で、泣く子も黙る不良たちが集まる通称「カラスの学校」こと鈴蘭男子高校を舞台に、金髪リーゼントの坊屋春道という男が転校してきたことから始まる男たちの群像劇。鳳仙学園や黒焚連合、武装戦線などの強敵たちとぶつかり合い、時には認め合い成長していく姿を描いたストーリー。

　『月刊少年チャンピオン』にて『クローズ』が1990年～1998年に連載、続編となる『WORST』が2001年～2013年に連載され、スピンオフ作品を含めたコミックス累計発行部数は9000万部を突破。2007年には小栗旬主演で実写映画化され、OVA、舞台、ゲームなどメディアミックス展開されている。
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