藤井が主演を務める本作は、夏原エヰジ(なつばら・えいじ)氏による今年3月に発表されたばかりの小説を映像化。“同枠史上最高火力”のラブサスペンス、衝撃のイヤミス劇場が幕を開ける。
幸せ絶頂の結婚披露宴の最中、何者かによって毒を盛られた新婦・沙也香。結婚式にいたカメラマンの桜庭によると、どうやらシャンパンに毒が混入していた模様。まさか犯人は結婚式に出席していた参列者の中に?犯人捜しに乗り出す新郎・林田和臣(藤井)と桜庭(七五三掛)だったが、容疑者でもある彼女の親友や母の偽善ぶりが次々と明らかに…。さらに沙也香のどす黒い過去も見え隠れしてきて…というストーリーが展開される。
――今作のオファーを受けたときの心境と、台本を読んだ感想を教えてください。
藤井:どう?
七五三掛:まずお話いただいたときに、今まで自分が演じたことのない役柄、作品の系統だったので、すごくワクワクしました。また新しい自分が見つけられると思って。台本を読んでみて、流星くん演じる和臣と僕演じる桜庭でバディになって事件を追っていくという物語になんですけど、本当に伏線がたくさんあるので、観てくださる皆さんも一緒になって事件を追っていけるような作品になってるなっていうのを感じました。
藤井:サスペンスが題材のドラマは多分初めてだと思うんですけど、サスペンス大好きなので、演じられることがうれしかったです。ネタバレになる可能性があるので言えること言えないことがありますが、毎週ドラマを観てくださる方に考察しながら楽しんでもらえるように演じたいなと思いました。
あと、しめちゃん(七五三掛)とやるってなって。資料に年齢が書かれているじゃないですか。俺、正直もっと若いと思ってて。
七五三掛:よく言われます。
(会場に笑い)
藤井:歴も違うし、デビューの年数差もありますし、かわいいイメージがすごくあるから、2個しか変わらんの?みたいな衝撃はありましたね。もちろん知ってるし、テレビでも見るけど、あんまり年齢にフォーカスせずに見るから、意外と同世代なんだっていうのが…。逆に安心しました。設定上は5歳ぐらい離れてるけど、全然25歳でもいけるよね。
七五三掛:いけます?うれしいです。
藤井:全然いける。身長差もあるんで、理想の年齢差よりめちゃくちゃ上に見えちゃう可能性もあるのかな?今どんな感じに見えてるんかなって。楽しみでもありますけど。
七五三掛:前に、流星くんのドラマに如恵留(Travis Japan・川島如恵留)が出演してたというのもあって、優しいお兄ちゃん的なイメージがあったんです。お話を聞いたときは楽しみしかなくて。なかなかお話しする機会が今までなかったので。
藤井:確かに、がっつり1対1とかではね。
七五三掛:グループ同士でもなかなか一緒にならないですもんね。
藤井:WEST.とTravis Japanって、得意としてる楽曲の魅せ方がそれぞれ違うよね。
七五三掛:だから、共演するってすごく貴重な機会と言いますか、こういう機会だからこそ仲良くなれたりもするのですごく楽しみでした。あと、舞台『ハロルドとモード』でお互いハロルドを演じたっていう共通点もあるので。(藤井が2021年、七五三掛が今年出演)
藤井:タイミング良かったんですよ。ことしの『ハロルドとモード」を観劇に行くタイミングではもうこの話が決まってたので、「よろしくね。楽しもうね」って。「楽しもうね」が軸の作品じゃないかもしらんけど。
七五三掛:少し匂わせてました。写真で(笑)。
藤井:確かにそうだね(笑)。
――七五三掛さんは川島さんからどのように藤井さんについて聞いてたんでしょうか。
七五三掛:そのときは(直接は)そんなに聞いてはいなかったんですけど。作品は、全部ではないですが観させてもらっていたので。
藤井:『キスでふさいで、バレないで。』観てくれた?
七五三掛:はい、観させていただきました。その観た印象だったりとか、あと、WEST.さんのYouTubeを結構見てて、YouTubeでの流星くんのイメージもあったんですよ。
藤井:ちょっと抜けてる感じね。
七五三掛:はい。
――藤井さんは、七五三掛さんにどういうイメージを持っていましたか?
藤井:やっぱり “かわいい”ですかね。共演が決まると、やっぱりテレビで見かけたときに「あ、」ってなるじゃないですか。ワイプに映っているしめちゃん、顔が整っているなって友達と話してました。
七五三掛:本当ですか?
藤井:うん。でもおちゃらけか真面目かって言ったら真面目の方なんかなって。“割としっかりしてそう”って思ってましたし、あとはダンスのイメージがめちゃくちゃありました。やっぱりTravis Japanやし。やわらかいイメージはあったんで、真面目は真面目でも、現場でも雰囲気よくできそうやなっていうのは、作品が決まって、会う前から思ってました。
――それぞれ自分が演じる役をどう捉えていますか?
藤井:僕が演じる和臣は、妻である沙也香のことを真っすぐに思ってる。困ってる人がいたら助けたくなる人ですし、とても優しい人なんですけど、愛情に熱量があるキャラクターなのかな。猪突猛進感もありつつ、桜庭を頼るときも、桜庭が論理的だとしたら、和臣は感情的タイプで、真っすぐ。
七五三掛:僕が演じる桜庭は、俯瞰で物を見ている冷静なタイプなんですけど、皮肉屋で、思ってても言葉に出さないみたいな人間。自分がアイドル活動をしてるときには出さないような表情だったり言葉だったりするので、自分とは正反対かなと思っています。
――今回原作がありますが、読まれましたか?どれぐらい原作を吸収して合わせていこうかと考えていますか?
藤井:すらすら読めてあっという間に読破してました。
七五三掛:僕も読みました。あっという間でした。
藤井:現場の移動時間で読み切ってしまいました。ドラマとなると10話あるので、進み方はちょっと違うところも生まれてくると思うんですけど、スピード感があって次々に事象が起きていくので、楽しいなと思いながら読みました。
役作りで言うと、和臣はさっきも言ったように人間らしさがあるので、あんまり作りすぎると人間らしさが消えていくかもと思っていて。どちらかというと僕も普段、感情の起伏が激しい方ではないと思いますし、普通といえば普通。自分の要素に近いものをかき集めて和臣に入れていく方が、実際にこの人生きてるのかなっていうリアル感、人間らしさ、人間くささみたいなものが出てくると思ってます。
七五三掛:僕は演じるにあたって今は髪を伸ばしてます。小説でも「無造作に伸びた黒髪」とかの描写があるので、髪の毛の色も暗くしたりとか、最近は割と短めが多かったんですけど、このために今は髪を切らずに伸ばし中だったりとか。あと、自前でコンパクトなものもちょっと大きめのものもカメラを何台か持ってるんですけど、カメラマンの役なので、コンパクトなカメラは最近は封印してて、ちょっと大きいのを下げてます。
藤井:一眼レフカメラ使ってるの?
七五三掛:そうです。日常的に仕事のときとかにバッグに入れると、ちょっと重さはあるから大変なんですけど、できるだけ離さず持つようにしてたりはしますね。劇中ではまた違うカメラになるんですけど、普段からここ(首)に下がってる感じとか。普段自分が言う言葉じゃないセリフとかもあるので、誰か違う人を演じるっていうよりは、人間誰しもがあるような感情だったり言葉でもあるのかなとも思うので、自分の中からその言葉が出るように探り中です。

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