映像では銀時が「まるで陽の光を恐れてるみてェだ」と語る、欲望渦巻く陽の当たらない常夜の街で、吉原の頂点に君臨する花魁・日輪、彼女を“母”だと信じる少年・晴太、さらに吉原の番人・月詠など、物語のキーパーソンとなる面々が続々と登場。さらに、神楽の兄・神威、阿伏兎、吉原を支配する“夜王”鳳仙との死闘が次々と映し出される。
戦闘民族・夜兎族の中でも圧倒的な強さを誇る鳳仙は、ここ吉原の利権をすべて掌握し、莫大な金と権力を欲しいままにしていた。銀時の「さあ!楽しいパーチーの始まりだ!」という叫びとともに、SUPER BEAVER が本作のために書き下ろした主題歌「燦然」が流れ、戦いの炎に彩られた吉原が一層鮮烈に浮かび上がると、新八・神楽が阿伏兎に挑む一瞬たりとも目が離せない緊迫のアクションシーンや、原作では本エピソードに登場しなかった桂小太郎、そして近藤勲、土方十四郎、沖田総悟、山崎退ら真選組も登場している。
「闇を、ぶったぎれ」というキャッチコピーが書かれている劇場ポスターでは、大炎上する吉原桃源郷を背に、闇を切り裂くかのように木刀を振りかざす銀時・新八・神楽の姿が描かれている。背後には不敵な笑みを浮かべる鳳仙、神威、阿伏兎の姿も重なり合い、さらに、土方・沖田をはじめとした真選組の姿や、インパクト抜群の“花魁姿のエリザベス”も登場。迫力満点の一枚に仕上がっている。
また、アニメ版「吉原炎上篇」で監修を務めたアニメ『銀魂』初代監督・高松信司と、「吉原炎上篇」で監督、そして本作では監修を担当するアニメ『銀魂』二代目監督・藤田陽一からも応援コメントが到着。
さらに2021年に公開されたシリーズ歴代興収1位の映画『銀魂 THE FINAL』が、2026年1月2日24時45分より、テレ東系列などで地上波初放送されることが決定した。
『銀魂』は、2003年12月から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載がスタートした空知英秋氏による漫画が原作で、架空の江戸を舞台に「天人」と呼ばれる異星人らによって支配された世界で、何でも屋の坂田銀時とそれを取り巻く人々が織りなすSF時代劇コメディー。
19年6月に完結し、コミックスは累計7300万部を突破する人気作品で、06年4月にテレビ東京系でアニメの放送がスタートし、劇場アニメ化、小栗旬主演で実写映画化もされている。
『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』の物語の舞台は地下遊郭都市・吉原。“夜王”鳳仙に支配され、光を失ったこの街に足を踏み入れるのは、万事屋の銀時・新八・神楽の3人で、原作史上最も熱い珠玉の名エピソード・吉原炎上篇を完全新作アニメとして映画化する。
■高松信司コメント
かれこれ20年前、海の物とも山の物ともつかぬ得体の知れないアニメとして始まった『銀魂』は、低視聴率による枠の移動、数々の苦情やお叱り、そして打ち切りと再開を繰り返しているうちに、いつしかこんな立派なコンテンツになったのですね。私は、監督、監修、音響監督と役職を変えつつ『銀魂』を見守って来ましたが、今回初めて一観客として新しい『銀魂』を見ることになりました。どんな『新生・銀魂』を見せてくれるのか、今からワクワクがとまりません。期待しています!
■藤田陽一コメント
テレビシリーズの「吉原炎上篇」からもう16年くらい経ってるんでしたっけ?そりゃリメイクもされますよね。あの頃から格段に撮影技術が進化してますし、アニメーションに求められる密度が変わってますもんね。あとタイトル以外は別に吉原が炎上してませんでしたしね。その辺りが安藤監督の手によってどの様にパワーアップするのか楽しみにしてます。
■『銀魂 THE FINAL』放送情報
テレ東系列:2026年1月2日(金)24:45~
テレビ和歌山:2026年1月2日(金)24:45~
びわ湖放送:2026年1月3日(土)15:00~
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