2025年最後の放送でもある12月21日に放送された第15話では、ラストシーンに突如、美村里江演じる謎の女性“ザ・レディ”が登場。圧倒的な存在感で視聴者に衝撃を与えた。
主人公の万津莫/仮面ライダーゼッツ(今井竜太郎)は、現実では“自称”普通の好青年だが、夢の中では極秘防衛機関“CODE”に属する無敵のエージェントとして現実への侵略を企むナイトメアを阻止するべく闘ってきた。そんな莫/ゼッツの前に立ちはだかってきたのが、夢をさまよう男・ノクス(古川雄輝)。“ノクスナイト”に“擬装”し、ゼッツと敵対する彼の正体は、元怪事課の刑事・小鷹賢政で、CODEの元エージェントという事実は明らかになっているものの、いまだ謎に包まれた部分も多い存在となっている。
第15話では、莫/ゼッツが夢の中に潜入し、小鷹/ノクスを長年さいなんできた悪夢から解き放つまでが描かれた。しかし、ラストで長い夢から覚醒したノクスはなぜか、黒蝶が飛び交う謎の庭園へ。そこにたたずんでいたのが、漆黒のドレスに身を包んだ“眠らない女”ザ・レディ(美村里江)。ザ・レディはノクスに「おはよう、ノクス。長い夢から醒めた気分はどう?」と呼びかけ、「さあ、かなえましょう。CODEが存在しない、自由で美しい世界を」と意味深な言葉を投げかけた。ザ・レディとノクスとの関係は…?CODEの存在しない世界を望んでいるとはいったいどういうことなのか?もしザ・レディもCODEを敵視しているなら、今後ノクスやナイトメアと共闘していくのか…?
演じる美村は2003年、“月9”ドラマ『ビギナー』(フジテレビ)のヒロイン公募オーディションで、1万人以上の応募者の中から抜てきされ俳優デビュー。
ザ・レディは今後、物語をかき乱すキーパーソンとして暗躍。ザ・レディの出現がきっかけとなって、ストーリーに点在していた謎が少しずつつながっていくことに…。はたしてザ・レディは何者なのか。そしてこれから莫/ゼッツに何を仕掛けてくるのか。新年からますます深層に向けて加速していく『仮面ライダーゼッツ』は見逃せない。
■美村里江(ザ・レディ役)コメント
出演依頼の知らせを受け、飛び上がって喜びました。日本で俳優をやっているからにはいつか参加したい作品として、時代劇などと共に特撮作品がずっと心にあったのです。しかも黒幕!近年の作品は映像も凝っていますから、世界観に耐えうる密度の悪役を、と撮影に励んでおります。スーツアクターや声優の方々と同じ役を作り上げるという作業も、間近で拝見して感激中です。

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