俳優の葵わかな(27)が20日、大阪市内で開かれた舞台『2時22分 ゴーストストーリー』の取材会に出席。大阪の印象を語った。


 NHK大阪放送局制作の連続テレビ小説『わろてんか』で主演、ABCテレビ『すべての恋が終わるとしても』でW主演を務め、また、JR西日本「WESTER」のCMに出演するなど、神奈川県出身でありつつも、大阪とのゆかりも深い。

 印象を聞かれると、「すごくアットホームな空気感を感じます。一概にまとめてしまうとあれかもしれないですけど、やっぱり明るくてお話が好きな方が多いなって」とにっこり。「東京がそうじゃないっていう訳じゃないですけど、ピッとしてたものがフッとゆるむようなそういう空気」と語った。

 大阪を「慣れ親しんだ街という印象」と言い「舞台公演させていただくようになってから、長い期間宿泊することが多いので、梅田のお店がざっと連なっているところで、一人焼肉の店に行ってましたし。大阪はラーメン激戦区でもあるので、公演期間中にみんなで、公演前の朝から並んで行ったりしてる」と明かした。

 好きな大阪名物は「やっぱりたこ焼き」だそう。「ミュージカルの共演者の人が、このたこ焼きおいしいよって行って連れてってくださったんですけど、どこだったか忘れちゃったんですけど、おいしすぎて感動した」と笑顔で話した。

 本作は、若手作家のダニー・ロビンズが脚本を手掛け、2021年8月にロンドンで初演されて以来、世界各地で上演されているホラー・サスペンス。このたび、日本オリジナル演出で初上演されることになった。日本版の演出に森新太郎氏を迎え、主人公サム役を加藤、その妻ジェニー役を葵が演じる。もう1組のカップル役は、南沢奈央(35)と松尾諭(50)が務める。


 2026年2月6日から東京・シアタークリエ(~3月1日)を皮切りに、愛知・東海市劇場(3月6~8日)を経て、3月12日から16日まで大阪・SKYシアターMBSで上演される。
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