フィギュアスケーター紀平梨花(23)の姉で、モデル・ライバーの紀平萌絵(27)が、兵庫・尼崎市のふるさと映画『あまっこ』で、映画初出演することが、21日までに分かった。

 萌絵は兵庫県出身で、マルチに活動。モデルやライバーのほか、バラエティー番組出演や、アーティストとしてデビューも果たしており、クラシックバレエやダンス講師の一面も持つ。舞台経験はあるものの、映画俳優としては、今作がデビューとなる。

 『あまっこ』は、地域活性化をテーマに全国各地の物産や観光地など、地域の魅力を交えながら描くふるさと映画製作シリーズの作品。兵庫県尼崎市の観光スポットや物産など尼崎市ならではの魅力の中で、主人公の幼馴染3人を通し友情、喪失、そして生きる意味を描くオリジナルヒューマンドラマとなる。

 尼崎市出身の美咲、さくら、葵は子どもの頃から仲良しの幼なじみ3人。20歳目前に、いつものように商店街のたこ焼き屋に集まるシーンから始まる。美咲は看護師、葵は地元の役場に就職し、さくらは役者を目指し東京へ行き、それぞれの道を歩み始めていた。しかし、さくらの体調不良が分かり…。

 美咲役はNMB48・芳賀礼、葵役はNMB48・龍本弥生、さくら役を萌絵が演じる。また、美咲の父・銀次役で銀シャリ橋本直が登場するなど、メインキャストに兵庫県出身者が集まり作品を盛り上げる。

 12月26~28日に東京国際フォーラムD7で開催の『ふるさと映画祭』で上映予定(12月26日・28日)。26日には、午前10時から東京国際フォーラム地上広場・ふるさとステージで同作のレッドカーペットイベントも開催される。

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