Netflixリアリティシリーズ『ラヴ上等』最終話を含む第8話から10話までが、23日から配信開始した。現在、2週連続で日本におけるNetflix週間TOP10(シリーズ)1位を獲得、グローバルでも2週連続週間TOP10入り(非英語シリーズ)するなど、世界中で旋風が巻き起こっている。
14日間の共同生活を過ごしてきたメンバーたちは、恋の最終試練へと向かう。

 今作は日本初・ヤンキーの男女たちが血の気たっぷりに繰り広げる純愛リアリティショー。山奥にある学校「羅武上等学園」で、元暴走族総長、元ヤクザ、少年院出身など、社会の“はみ出しもの”として生きてきたヤンキー男女11人が14日間の共同生活を送り、喧嘩に恋に本気(ガチ)でぶつかり合う。最終日・卒業式で愛する人へ想いを告げるその瞬間まで…。

 8話では、男子メンバーが校内放送で「いま一番話したい女子」を呼び出すことに。複数の男子に誘われた女子は、最も会いたい相手のもとへ。つーちゃんはBabyを指名すると、気持ちが揺らいでいる様子だったミルクも「ユリアさんに会いたいです」と一途な想いを校内に響かせる。

 Babyは迷った末、ミルクの元へ向かい「ありがとう」とその気持ちに応える。また、複数の女子メンバーの間を揺らいでいる二世が呼び出したのは、あもだった。さらにそこであもとキスを交わし、物理的にも距離を縮め、お互いに気持ちも盛り上がっている様子。

 リビングでは、男子メンバーたちが互いに「誰を想っているか」の恋バナに。過去の恋愛のエピソードも明かされる中、話題は「非行から立ち直ろうとした過去やきっかけ」についてへ。
てんてんは、少年院に入ることになった当時の自分と、その時の両親の涙を見て心を入れ替えることを決めたというエピソードを告白する。

 さらに二世もかつての自分を振り返り「オカンには迷惑かけた」と、切ない表情で語る。公衆電話から大好きだというお母さんへ「ありがとうとごめんなさい」と誠心誠意伝える様子に「チャラそうに見えるけど本当は素直な子」「母性をくすぐる」と、MC陣も思いがけない二世の穏やかな一面を絶賛。

 場面は変わり、これまで恋の矢印が見えなかったつーちゃんは、Babyを呼び出し「好きな人はユリアだから」と、ついにその恋心を本人へ明かす。

 卒業式を目前に控えた9話、ついに迎えた子ども食堂イベント。たくさんの子どもたちがイベントに参加し喜んでくれる様子を見て、心を満たしていくメンバーたち。子どもたちの背景を想像しながらその気持ちに寄り添って、1人ずつ丁寧に向き合い「楽しんで帰ってほしい」と話すてかりんの様子に、思わずMCの永野も「いい子だなぁ」と小さく漏らす。また、メイクという武器を活かして子どもたちと触れあうきぃーちゃんも、自分の過去を重ねながら、子どもたちにとって心が安らぐたまり場の大切さを振り返り、共同生活を経て成長した心の内を明かす。さらにおとさんは、協力してくれた子ども食堂のオーナー・しょうこさんへ手紙で感謝の気持ちを伝える。子ども食堂でのイベントを通し、社会や人と関わる喜びを実感し合うメンバーたちだった。

 卒業式前夜、それぞれが伝えたい相手を呼び出し、素直な想いを告げていく。

 いよいよ迎える最終局面、10話は、共同生活最後の夜、ミルクとBabyの緊張の2ショットからスタート。
校内放送ではBabyを呼び出しその恋心を再熱させていたミルクだったが、拭いきれない価値観のズレをついにBabyへぶつけてしまう。想定外の話が飛び出し、涙を浮かべるBabyの表情からは強さの裏に持つ彼女のか弱さが感じられる。告白前夜、それぞれ覚悟を語るメンバーたちは14日間の共同生活で育まれた恋心と絆を胸に、卒業式を迎える。

 華やかな晴れ着に身を包んで卒業式に登場したメンバーたち。告白は男性から女性へ、まずはつーちゃんがBabyを告白相手へ指名すると、そこにミルクも手を挙げる。やはりBabyへの気持ちが胸に残っていたミルクは、Babyへその想いを告げるも、昨夜の2ショットで自分への想いにブレがあることを聞いてしまったBabyは、ミルクより誠実に自分に向き合ってくれていたと感じたつーちゃんとカップルが成立。つーちゃんのまさかの大逆転勝利にMC陣も大盛り上がり。

 続いて、タックルは初日から変わらず一途な想いをきぃーちゃんに告白。すると割って入ってきたのはてんてんだった。想いをこめて気持ちをぶつける2人にきぃーちゃんが出した答えは「恋人ではなく、ファミリーとして仲良くやっていきたい」というまさかの展開。どちらとも恋人になることを選ばなかったきぃーちゃんは2人へ「ありがとう」と感謝を明かした。

 そしてついに二世の告白、あもを選ぶか、おとさんを選ぶか迎える運命の瞬間。
二世が告白の相手に選んだのはあもだった。悔しさを滲ませるおとさんが見守る中、あもは、複数の女性メンバーの間でふらつく二世の姿に「嫌な気持ちになることもあった」と明かしつつも「二世と出会えたのがでかい」と、その告白を受け入れカップルが成立した。

 すべての告白が終了したかと思いきや、そこで声を上げたのはてかりんだった。ヤンボーへの想いを引きずりながらも、共同生活を続ける理由になってくれた、自分を大きく変えてくれた存在であるてんてんへ感謝の気持ちが伝えられた。「みんなが一生懸命恋愛してる姿に勇気をもらった。あざーした!」と、涙を浮かべながらも力強く話すてかりんはみんなを壇上に呼び「ラヴ上等、最高!」と声を合わせ卒業式は幕を閉じた。

 共同生活の中で、人生で最も大切な“愛”を学んだ彼ら。それぞれの未来に前向きに取り組む様子にMC陣も「人間ドラマが面白かった、すばらしい!」とエールを送りフィナーレを迎えた。

 きょう24日午後8時、Netflix Japan公式YouTubeとXで「『ラヴ上等』全員集合」をライブ配信。MEGUMI、AK-69、永野らMC3人とメンバーが大集結。あの名シーンの裏側を振り返る。出演は、つーちゃん、ミルク、二世、タックル、てんてん、おとさん、Baby、てかりん、きぃーちゃん、あも。
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