「ジャンボ」の愛称で親しまれたプロゴルファーの尾崎将司さんが23日午後3時21分、S状結腸がんのため死去した。日本ゴルフツアー機構が24日、Xで発表した。
78歳だった。

 尾崎さんは徳島県出身。機構のホームページによると、地元・徳島の海南高校エースとして1964年春の高校野球を制し、翌年に現在のプロ野球・西武ライオンズに入団し、実働3年で退団。1970年にプロゴルフに転向した。

 海外ツアーを含めて通算113勝(日本タイトル20勝)。賞金王は12回。自身最後の優勝となった2002年「全日空オープン(現・ANAオープン)」で樹立した55歳の最年長優勝記録は現在も破られていない。

 葬儀は近親者のみで行う。後日、お別れの会を開く予定。機構のXでは「今までもこれからも男子ゴルフを語るに欠かせない、唯一無二の存在です。どうか安らかにお休みください。ありがとうございました」と悼んでいる。
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