TBS系大型特番『SASUKE2025~第43回大会~』第1夜が、24日に放送された(後6:00)。

 一つの時代が節目を迎えた。
今大会で12回目の出場となったA.B.C-Z塚田僚一。アイドルとして本気で『SASUKE』に挑む道を切り開いてきたパイオニアが、今大会を「最後の『SASUKE』」にすると決意。「今持っているもの全てを出し切る」と不退転の覚悟で挑んだ。

 Snow Man・岩本照、WEST.・濱田崇裕(※濱=異体字)、B&ZAI・菅田琳寧ら後輩たちの熱い声援を受け、最終エリア「そり立つ壁」まで到達するも、あと一歩のところで無情のタイムアップ。競技終了後、自力で壁を登りきった塚田は「後輩をこれからもよろしくお願いします」と涙ながらに感謝のあいさつをした。その姿に、長年共に戦ってきた岩本照は「塚ちゃんがいたから、今の俺がいる。その気がゼロじゃないなら、また戻ってきてほしい」と号泣し、再挑戦を熱望。開拓者が切り開いた道を、次代を担う岩本が受け継ぐ。聖地・緑山に、さわやかで熱い継承のドラマが刻まれた。
編集部おすすめ