本作は、たーし氏による同名漫画が原作。北九州を舞台に、出世見込みのない“ドンケツヤクザ”沢田マサトシ(伊藤英明)、通称ロケマサの破天荒な生き様を描いた。
第5話では、ロケマサ(伊藤英明)とドムの死闘が描かれ、“はぐれ月”と半グレによる壮絶な抗争が大きなクライマックスを迎えた。物語は、ロケマサと因縁の相手・野江谷(柳葉敏郎)との、緊迫の最終決戦へと突き進んでいく。
内部抗争が激化の一途をたどる中、警察は事態を収拾すべく、拘留中だったカリスマ・宮本会長を保釈。宮本は野江谷に引退を迫るが、追い込まれた野江谷は、誰もが予想しなかったまさかの行動に出る。そのとき、ロケマサは…。物語は、引き返すことのできない修羅の局面へと突入する。
最終話では、佐藤刑事(安田顕)の頭に銃を突きつける野江谷の緊迫した場面など、野江谷という男が崩れ、追い詰められていく様を切り取った場面写真が並ぶ。「なんでもええけ、勝ちゃええんじゃ!」―手に入れたいもののためなら手段を選ばない、月暈組の組長・野江谷英一。
野江谷を演じた柳葉は「見た目の部分では、原作とかけ離れたキャスティングだと思ったので、原作ファンの方々を裏切りたくなかったという思いがすごく強かった。一番最初にロケマサ役の伊藤君とのシーンを撮ったときに、目の前に完璧に仕上がっているロケマサがいたので、それを見たときは『この作品は、生半可な気持ちでやっちゃいけないな』という気持ちになりました。
また、野江谷の狂気が最高潮に達する、佐藤刑事を人質に取るシーンについては、「安田君が作った佐藤刑事という存在が、ロケマサと野江谷を1段も2段も引き上げた」と振り返った。
一方伊藤は、柳葉の現場での佇まいについて「柳葉さんが役と真剣に向き合って、集中されている姿を目の当たりにして、こちらも生半可な姿勢で向き合えないな、と思いました。柳葉さんの演じる野江谷の佇まいだけで、月輪会の強大さや恐ろしさ、狂気が伝わってくるんです」と、共演者としての刺激を明かした。
「踊る大捜査線」シリーズなど、正義感あふれる役柄の印象も強い柳葉だが、本作ではそのイメージを覆す、非道な極道ヤクザ役に挑んだ。野江谷というキャラクターを振り返り、柳葉は「俺はむちゃくちゃ楽しかった。男の生き様や男らしさが、がっつりこの作品では描かれてると思うんだよね。“漢たるもの”というものを味わって、感動してほしい」と本作に込めた思いを語った。
さらにYouTubeでは、氣志團の主題歌「汚れなきクソ野郎ども」にドラマシリーズの映像を乗せた【最強ダイジェストPV】、season2の撮影現場に密着し、本編とは真逆の笑いに溢れたやり取りが垣間見え、キャストのインタビューも豊富なメイキング映像、season2の第2話をまるごと無料公開している。

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