「リトルボブドッグ」「家庭科のドラゴン」「スキップバニー」などのキャラクターの生みの親で知られるサンワードの創業者・上田修さんが29日、死去した。株式会社サンワードが同日、Xで発表した。


 サンワードはXで、「かねてより闘病中でありました弊社、株式会社サンワードの創業者、上田修が永眠いたしました」と報告。「画家として身を興し、キャラクターデザインの道に進み、『リトルボブドッグ』『家庭科のドラゴン』『スキップバニー』など、印象に残るも 見たことがあるけど名前を知らない多くのキャラクターを世に送り出しました」と故人を偲び、「弊社のキャラクターを見たことがある、すべての皆様に心から感謝を申し上げます」と感謝を伝えた。

 続けて「なお葬儀は近親者のみで執り行い生前の本人の意向によりご弔問、 ご香典・ご供物・ご献花・その他につきましてはご辞退申し上げます」と呼びかけている。

 「リトルボブドッグ」は、1988年に誕生。子供菓子オリオンのコーラシガレットや各信用組合のイメージキャラクターとして広く親しまれている。「家庭科のドラゴン」は、裁縫箱など小学校の家庭科教材のデザインに採用され、小学生男子に不動の人気を誇った。そのほか、「スキップバニー」など、多くのなじみ深いキャラクターを生み出している。
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