写真家で映画監督の本橋成一(もとはし・せいいち)さんが、2025年12月20日に老衰のため長野県茅野市の医療施設で死去した。85歳。
5日、共同通信が報じた。

 本橋さんは、写真の専門学校で卒業制作のテーマとして九州、北海道の炭鉱労働者らの撮影を始め、「炭鉱(ヤマ)」は1968年に太陽賞を受賞。炭鉱や市場、大衆芸能など市井の人々の営みを撮り続けた。

 また、映画監督としても 旧ソ連のチョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故で放射能汚染にさらされた村の生活を捉えたドキュメンタリー映画「ナージャの村」を発表。同名の写真集で98年に土門拳賞を受賞した。また、ドキュメンタリーを中心に上映する東京都中野区の映画館「ポレポレ東中野」の運営にも携わった。

 なお、葬儀はすでに近親者によって行われ、後日、お別れ会を開く予定としている。

(情報提供:共同通信社)
編集部おすすめ