オープニングは阪神・巨人が登場。50周年を迎えたことに喜びと感謝を伝えながら、今後の目標として「健康第一」を掲げる。実は、阪神が胃腸炎を患い、おむつをしながら漫才をしていた時期があったとのこと。巨人は「『気をつけなアカンで』と言うてたら、年末に僕も体調不良になったんです。だから『阪神くん悪いけどおむつ貸してくれる?』って聞きました」と笑いを交えながら振り返った。
その後は阪神・巨人が大好きだという超豪華ゲストが登場し、ネタを披露。兼光タカシ、藤崎マーケット、ヤーレンズ、ランジャタイ、ドンデコルテが漫才やピンネタで爆笑を起こします。阪神・巨人をイジるネタをはじめ、兼光以外にも巨人のマネをしたり、ランジャタイはパネルを持ってきたりと、本筋はありながらも「ここでしか見られないネタ」で客席の心をつかんだ。
もちろん阪神・巨人も漫才を披露。50年積み上げてきた経験と技術を存分に発揮し、会場を沸かすだけでなく、阪神が落語、巨人が自身の持ち歌『男の子守唄』、『夢浪漫』を熱唱するなど、それぞれの魅力も十二分に味わえるソロコーナーも設けられた。
若手が阪神・巨人に日ごろ聞けない質問をぶつける企画「教えて!阪巨師匠!」も行われました。それぞれ質問を投げかけるなか、ヤーレンズが出したのは「センターマイクの前からいごかない(動かない)ほうがいいですか?」というもの。
また、巨人は、個人的につけた昨年のM-1の点数を書いた用紙を持参。トップバッターのヤーレンズは89点、優勝したたくろうは95点、2位だったドンデコルテと3位だったエバースが94点で同率だったと公表した。大師匠の批評が書かれた用紙を興味津々にのぞきこむ若手たちに、阪神は「お前らお客さんをほっとくな!俺だけや正面向いてんの!」と注意し、会場をどっと沸かせた。
コーナーのあとは、サプライズゲストで巨人と同期の明石家さんまが登場。会場は「えー!」という声とともに大きな拍手に包まれる。さんまは「花束ではないけど……」とプレゼントのおむつを持参。オープニングトークの伏線を“爆笑回収”すると、巨人は「これは必要やわ!」と反応。阪神もおむつにサインをせがんだ。ここからは若手時代のエピソード、当時の師匠の話など、昔話で大盛り上がり。約30分間ノンストップでトークを繰り広げられた。
すでに予定終了時間を過ぎていたため、離席するお客さんの姿も。さんまはエピソードを熱く語りながらも、客席を横切るお客さんを見つけ「こら帰るな!」と制止。「(黒い服を着てしゃがんで出口に向かっていたため)忍びの者やと思ったがな!」と秀逸なたとえで爆笑を起こす。お客さんを帰らせたあと、巨人は「(トークをしながら)よう見つけたな~」と驚いていた。
エンディングでは、55周年に向けて意欲を見せる阪神・巨人。巨人が「もし、55周年公演ができたら、今日と同じネタをやると約束します」と宣言すると、阪神は「アカン!」とツッコミ。最後の最後まで会場を沸かせていた。

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