本作は、『35年目のラブレター』の塚本連平監督が贈る、傷ついた心をやさしく照らす、“再生”とつながり”の物語。本作で映画単独初主演となる鈴木が、親から自立できず、心に葛藤を抱えながら生徒に向き合う中学教師・えりこ役を演じ、さらに本作の主題歌「ただいまの魔法」の歌唱と作詞を務める。映画初出演作『金子差入店』で報知映画賞・新人賞にノミネートされた川口真奈が、不登校の少女・千花役に挑む。そして、大塚寧々、伊藤歩ら実力派俳優陣が名を連ねる。
オファーの経緯を聞かれ、鈴木は「マネージャーさんから聞いたんですけど…」と説明するも笑いが起こり、大塚に「お母さん~」と助けを求める一幕も。その後改めて鈴木は「最近お芝居をさせていただく上で、キラキラした役だったりとかラブコメが多かった中で、自分が32歳になるんですけど、同世代のリアルな人間性が出る作品の経験があまりなかったので、お話いただいたときにぜひ挑戦させていただきたいですって思った」とし、「嘘だろって言われるかもしれないんですけど、えりことネガティブとポジティブのバランスが似ていて、お母さんとの関係も少し似ているところがあったので、これはぜひやらせていただきたいですということでお話を受けさせていただきました」と明かした。
「プレッシャーは感じなかったですか?」と問われると、「いやいやいやいやいや」とすぐさま否定。そのうえで「公開初日までプレッシャーは続きますけど、撮影にいくのは毎日楽しみでした」と笑顔を見せた。
この日、ことあるごとに大塚に助けを求めたり、笑い合ったりとまさに仲のいい親子のような関係をのぞかせた鈴木。鈴木について、大塚は「このとおりかわいらしい感じ」と印象を明かし、「初めて会ったような感じがしないというか」と告白。鈴木も「ずっとしゃべっていましたよね。ぜったい前世で血が繋がってた!って思うくらい、おこがましいんですけど…」と声を数ませた。
また、本作の主題歌も担当した鈴木は「詞を0から100仕上げるまで1人で全部書いたのはこの作品が初めて」と明かし、「鈴木愛理にとっても、『ただいま』って言える場所はお母さんだったので、私は母からもらった言葉と、えりこが感じている『ただいま』っていう感情とリンクするとこをかけ合わせて、お母さんに向けた曲を書かせてもらって」と振り返った鈴木。
最後には「毎日いろいろとそれぞれ頑張っていることとか向き合っていることがあると思うんですけど、自分がただいま、おかえり、っていう言葉が交わされる場所のことを、ちょっとでも思い出せる機会になるといいなと思っているので、ぜひ心を一度クリアにして、真っ直ぐな気持ちで作品に向き合ってもらえたらうれしいなと思います」と呼びかけた。
ほかに、川口真奈(18)、伊藤歩(45)、塚本連平監督(62)が登壇した。
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