監督を務めるのは、『異物』シリーズ、『悪魔がはらわたでいけにえで私』、『ザ・ゲスイドウズ』など、唯一無二の作品群で国内外から熱視線を浴びる鬼才・宇賀那健一。本作は、人体で椅子を作ろうとする椅子職人の物語。彼のSNS上に掲載されている作品は、どれも洗練されていて、椅子業界の人々からの問い合わせが絶えない。しかし、SNSで見せている姿は、全て仮初め。作品に魅せられ、連絡してきた人々を工房に招き入れ、容赦なく殺害。殺した人間から、椅子の“素材”
を集めるサイコパスだった。
主演は、映画『ゴーストキラー』、『ザ・ゲスイドウズ』、ドラマ『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』、Netflixシリーズ『イクサガミ』などにも出演する一ノ瀬竜。本作で椅子職人と冷酷非道なシリアルキラーの2つの顔を持つ主人公、九条新介役を狂演し、俳優としての新境地を見せる。
椅子バイヤーの加藤夏子役を、元AKB48のメンバーでABEMAオリジナルドラマ『インフォーマ ―闇を生きる獣たち―』にも出演した大島涼花。加藤が通うバーのオーナーの内田正樹役に『静かなるドン』(監督:山口健人)の藤井アキト。
さらに、大河ドラマ『光る君へ』の脩子内親王で注目を集め、『ザ・カース』で映画初主演を務めた海津雪乃、映画監督で俳優の二ノ宮隆太、元テコンドー日本代表選手の大谷主水、『仮面ライダーガッチャード』の黒鋼スパナ役で知られる藤
林泰也、台湾ドラマ『We Best Love 永遠の 1 位/2位の反撃』で初主演を務めたYUなどが出演している。
ロング予告編では、椅子バイヤーの夏子が初めて九条と対面する場面から始まる。九条に質問を重ねていく中で語られるのは、制作中だという“最高傑作”の存在。夏子と親しい、椅子業界に詳しいバーのオーナー・内田は、九条にどこか異質なものを感じ疑念の目を向ける。一方で、九条の内に宿る職人魂にひかれ、次第に親交を深めていく夏子。「いつか、すごいものを作る気がしている」――夏子の言葉とともに、満足そうに血の滴る“人間椅子”を見つめる九条の姿が映し出される。
一方、過激版予告編はWEB上でのみ公開が許された閲覧注意、取扱注意の映像となっている。鋭利な工具を使わず、仕上げ用の鉄工ヤスリで膝下を削っていく場面や、頭皮を剥がしていく様子など、目を疑う衝撃的なシーンが収められたパーツ集めをする実際の過程を捉えている。海外映画祭で現地のゴア好きを熱狂させた――というのも納得の一作は、日本のスラッシャー映画ファンにも強烈なインパクトを与えそうだ。
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