福田雄一監督が史実に基づく“新たな解釈”で“幕末”を描いた映画『新解釈・幕末伝』の興行収入10億円を突破。主演のムロツヨシと福田監督が18日、栃木県・小山市(おやまし)にある小山シネマハーヴェストで舞台あいさつを行った。


 上映前に行われた2回目の舞台あいさつで、「好きなシーン」を聞かれたムロツヨシが挙げたのは、山田孝之演じる桂小五郎の“忍者シーン”。

 「新撰組から逃げる桂が、忍者に扮するシーンがあるんですけど、その場面で隠し扉を使って逃げるんです。その扉が動くタイミングで……体が壁にぶち当たります、山田孝之」と、撮影中ハプニングを暴露。

 福田監督も「大好き」と同意し、「(扉に)当たったあとの、本当に0.何秒なんですけど、『これぞ山田孝之』っていう空気がある」と指摘した。「『勇者ヨシヒコ』のときも、どんな盗賊が現れても、佐藤二朗が何を言っても絶対に笑わない。そんな彼が、体が壁に当たった瞬間に、あんまり見せたことない空気を出しています。その山田孝之を見てほしいです」と、現場で生まれた一瞬のハプニングが、そのまま作品の魅力として刻まれていることを満足げに語っていた。

 本作では、ムロが坂本龍馬役、ダブル主演の佐藤二朗が西郷隆盛役を演じているほか、広瀬アリス、岩田剛典、矢本悠馬、松山ケンイチ、染谷将太、勝地涼、倉悠貴、山下美月、賀来賢人、小手伸也、高橋克実、市村正親、渡部篤郎らが集結。福田雄一監督ならではの世界観の中で、それぞれが持ち味を存分に発揮し、息の合った演技合戦を繰り広げている。
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