本作は、東日本大震災から15年となる3月には宮城県でのアイスショー『notte stellata 2026』や、4月には単独公演『Yuzuru Hanyu “REALIVE” an ICE STORY project』も予定している、表現者として進化を続ける羽生の現在の姿を収めた作品となっている。
タイトル『羽』は、プロ転向後の羽生が「より自由に自身の表現を追求するステージへ飛躍した姿」を象徴する言葉として、フォトグラファー・矢口亨氏が名付けたもの。この2年間にスタジオで撮りおろしたカットを中心に、アイスショーのステージや舞台裏など約140点を掲載している。
電子版『羽』のカバー写真は、『ESSE』2025年1月号の取材で撮影し、当時付録のポスターにもなった美しいカット。矢口氏は「4回目の跳躍で、ようやく納得のいく一枚を捉えることができました。身体のバランス、表情、そして衣装の動き。アスリートであると同時に表現者でもある彼だからこそ生まれた、その個性が鮮やかに立ち上がるポートレートだと思います」とコメントを寄せた。
また、被災地を応援するべく羽生が仲間とともに2024年9月に金沢市で行った「能登半島復興支援チャリティー演技会」の写真も掲載。イベントのオフィシャルカメラマンとして密着した矢口氏が撮影したフィナーレの1枚については「前日の練習ではただ1人リンクに残り、Mrs. GREEN APPLEの『ケセラセラ』を静かに磨き上げていました。被災者に向けた舞台だからこそ、限られた時間の中でも丁寧に準備し、いつも以上に思いを込めて表現しようとした演技だったと思います」と語った。
ナチュラルな羽生の素が垣間見える、屋外での写真も。「日没間際の柔らかな自然光の中での撮影はずっと叶えたかったことのひとつです。まっすぐな道を前に『ここを進んで、カメラに向かって振り返ってほしい』と伝えました。
A4判160ページと大ボリュームの写真集本体に加え、付録としてA3サイズの両面ポスター。また特典としてカバーに記載のQRコードからメイキング動画を視聴できる。

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