トヨタ自動車は23日、公式Xを更新し、“一部報道”に対して、同社の思いを明かした。

 同社は「トヨタ『負担増』5兆円超」という報道を引用しながら、「一部報道にありました件につきまして、トヨタの想いをお伝えいたします。
これからも6万社の大切な仲間とともに、お客様により良いクルマをお届けしてまいります」というコメントとともに、文書を投稿。

 「部品代を値上げしたいなんて、トヨタに言いにくい」という書き出された文書には、トヨタの仕入れ先である業者がこれまでと同じものを同じ価格で作れなくなってきていること、そういった企業に対し、物価高が始まった4年半前から上昇した分のコストを支払っていることなどがつづられ、最後に「トヨタだけでは、トヨタのモノづくりはできない。これからも6万社の大切な仲間とともに、日本のモノづくりを守り抜き、お客様により良いクルマをお届けしてまいります」と結ばれている。

■全文

部品代を値上げしたいなんて、トヨタに言いにくい。

ここ数年の物価上昇は、国内の自動車産業にも大きな影響を与え、エネルギー費・材料費・物流費・人件費などが軒並み高騰。クルマの部品等を製造してくださっている仕入先のみなさまも、これまでと同じものをこれまでと同じ価格では作れなくなっていました。

しかし、このような状況下でも、部品代の値上げをトヨタに対し言いにくいと思っている仕入先の方々もいるのではないか。そう私たちは考え、こちらから仕入先のみなさまにお伺いし、物価高がはじまった4年半前から、上昇した分のコストをお支払いしています。その額は直近4年半で、約5.1兆円。とても大きな金額ですが、ともに日本のクルマづくりを守るためなら迷いはありません。

ただ、このまま部品代が上がり続ければ、クルマの価格を上げざるを得なくなってしまい、日本の価格競争力が失われてしまいます。そのためにも、仕入先の方々とトヨタ社員が一緒になって、現場で今まで以上に知恵を出し合い改善を進めています。


トヨタだけでは、トヨタのモノづくりはできない。これからも6万社の大切な仲間とともに、日本のモノづくりを守り抜き、お客様により良いクルマをお届けしてまいります。

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