九条法律事務所の弁護士・九条のもとに訪れるのは、半グレ、ヤクザ、前科持ちなどの社会のはぐれモノたち。「依頼人を守るのが弁護士の仕事」という信念から、法の名の元に彼らの刑を軽くする九条は「悪徳弁護士」として世間から非難を浴びていた。ある日、九条法律事務所に東大法学部を主席で卒業し弁護士となった烏丸真司が訪れ、ともに働くことになる。次々と反社会的な人物の弁護を行い、罪を軽くしていく九条と、疑問を抱きながらも彼のサポートをしていく烏丸。
飲酒運転によるひき逃げ、違法薬物売買、介護施設における虐待、AV出演をめぐるトラブルなど、現代社会の闇を映す多様な事件を通じて、九条と烏丸はどのように依頼人の弁護に向き合うのか――。映像では羊文学の書き下ろし主題歌「Dogs」も流れる。力強くもどこか儚いメロディにも注目だ。同時に解禁されたティーザーアートは黒と白が入り混じった不吉なグレーが基調。何が“正義”で何が“悪”なのか、自身の価値観を揺さぶられる本作を象徴したデザインに仕上がっている。
新たに「裏側の世界」をリアル・ディープに描き出すキャストとして、介護施設の代表・菅原遼馬を後藤剛範、菅原の舎弟・久我裕也を吉村界人、音尾琢真演じる嵐山刑事の部下・深見雄平を水沢林太郎、ある犯罪で服役中の犬飼勇人を田中俊介、九条の恩師の弁護士・山城祐蔵を岩松了、九条の依頼人・家守華江を渡辺真起子、新聞記者・市田智子を菊池亜希子、AVメーカー社長・小山義昭を長谷川忍(シソンヌ)。九条の同期で人権派弁護士の亀岡麗子を香椎由宇、ベテランの人権派弁護士の流木信輝を光石研、烏丸の母・烏丸晃子を仙道敦子、そして検事の鞍馬蔵人を生田斗真が演じる。
さらに町田啓太演じる壬生に紹介されて九条が弁護することになるクスリの運び屋・曽我部聡太を黒崎煌代、クスリの売人・金本卓を原田泰雅(ビスケットブラザーズ)、そして歌舞伎町を徘徊する地雷系女子・笠置雫を石川瑠華が起用された。
九条に厄介な依頼を持ち込む壬生が何者かにまたがり“処理”をする様子や、伏見組の若頭・京極清志(ムロツヨシ)の全身和彫姿に、京極と密談をする小山(長谷川忍)。映像に映し出されたカットだけでも、「裏側の世界」のリアルさは肝が冷えそうになるほどに恐ろしい。彼らがどのように、九条に絡んでいくのかにも注目だ。

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