本作は、人間とヴァンパイアが共存する社会で、タブーを破り愛の逃避行を選んだ恋人の物語を描いている。全トラックの叙事・歌詞・サウンドが精巧にリンクした本作は、発売初週の販売量(ハントチャート基準)で207万枚を突破し、”初動ダブルミリオンセラー”の仲間入りを果たした。
ヒットの背景には、没入感の高いストーリーテリングの力がある。今作は、音楽を単なる「聴くコンテンツ」に留めず、独自の叙事をベースにした多層的な「メガIP」へと拡張させた。現実とファンタジー、音楽とナラティブの境界を崩したENHYPENの実験的な挑戦となっている。
ENHYPENのカムバックに先立ち、謎のニュースサイト「Vampire Now」がネットユーザーの間で大きな話題となった。特別な宣伝もなく密かに開設された同サイトは、ヴァンパイア社会の事件・事故、ライフスタイル、ファッション、健康情報などをニュース記事のように面白く扱い、多くの人々の好奇心を刺激した。昨年12月17日のサイトオープン当日には10万人以上がアクセスし、累計訪問者数は現在までに50万人(1月22日現在)に達している。サイトの記事をカードニュースやショート動画形式で投稿したSNSアカウントも注目を集め、同期間に該当チャンネルにアップロードされたコンテンツの総再生回数は2000万回に迫る。
また、ENHYPENが大韓赤十字社および日本赤十字社と提携して実施している献血キャンペーンも印象的。献血を終えるとメンバーが用意した記念品が贈られる仕組みとなっており、韓国ではキャンペーン初日(16日)には韓国・ソウル市内の献血ルーム3ヶ所(新村センター、江南駅センター、聖水センター)に計406人が詰めかけた。大韓赤十字社側は、これは既存の1日平均献血者数(1月2~15日)と比較して267パーセント増加した数字であり、各センターの開設以来、最多の参加者数であると説明した。
日本でも1月16日から25日までの10日間、神奈川県内の献血ルーム3ヶ所(横浜SKY献血ルーム、横浜Leaf献血ルーム、かわさきルフロン献血ルーム)にて開催され、20日時点でコラボ参加者が1000人以上を突破し、コラボ終了日までの予約枠が満了となった。「ヴァンパイア」というアルバムのモチーフを拡張させ、分かち合いの価値を実践しようとしたENHYPENのポジティブな影響力が、ENGENE(ファンネーム)の行動を促した結果となった。
さらに、本作のチャプター映像を鑑賞する上映会『VAMPIRE IS COMING』が、1月30日、31日、2月14日にそれぞれソウル、香港、東京で開催される。ENHYPENはこの場でファンと深い対話を交わし、さらなる絆を深める予定。


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