モデル・藤井サチ(28)が、2月10日に1stフォト&スタイルブック『雨のち、サチ。』を発売する。
「すべてをさらけ出す」覚悟のもと制作された本作には、写真だけでなく、これまで語ってこなかった過去や心の内、そしてこれからの生き方までが丁寧に収められている。迷いや弱さも含めた“ありのままの自分”と向き合った藤井が、本作に込めた思いや制作の裏側、そして30代を前にした心境を語った。

――20代ラストイヤーという節目に、「すべてをさらけ出す」決意を持って1stフォト&スタイルブックに臨んだ理由を教えてください。

【藤井】20代ラストイヤーは、私にとって「これまでの自分をただきれいに見せる」のではなく、迷いや弱さも含めて、ありのままの自分を肯定するタイミングだと感じました。これまでの経験や感情を隠さずに綴ることで、この1冊が誰かの背中をそっと押せる存在になったらいいなと思い、勇気を出して向き合いました。

――タイトルの『雨のち、サチ。』に込めた思いや意味を教えてください。

【藤井】「雨のち晴れ」という言葉と、私自身の名前を重ねたタイトルになっているのですが、うまくいかない時期や、気持ちが沈んでしまう日ももちろんある中で、その先には必ず、自分なりの“晴れ”が待っているという思いを込めました。いろいろなことを乗り越えた先には、きっと“サチ(幸せ)”が待っていると信じながら歩んできた、その軌跡をこの1冊に込めています。

――撮影に向けて、心と体をどのように整えていきましたか?

【藤井】一生残る本だからこそ、身体はきちんと整えたいと思って、ピラティスには「もう行きたくないかも…」と思うくらい通いました(笑)。でも今回は、できるだけありのままの自分を見せたかったので、それ以上に「頑張りすぎない」ことを大切にしました。おいしいご飯を食べて、お風呂に浸かってしっかり寝て…基本的なことをいつも以上に丁寧にしました。


――そんな準備をして臨んだ今回の1stフォト&スタイルブック。形にするうえで一番大変だったことはどんなことでしたか。

【藤井】手ブラに初挑戦したことです!せっかくの1冊だからこそ、「やるなら思いきって挑戦してみよう」と思ったんですが、恥ずかしすぎて葛藤がすごくありました(笑)。撮影前には鏡の前で、どうしたらきれいに見えるか、肩やデコルテの角度を何度も練習して…。自分にとっては勇気のいる挑戦でしたが、その分、今の自分を一歩更新できた気がしています。

――一方で、本作の制作で一番楽しかった思い出は?

【藤井】撮影がすべて終わったあとに、スタッフの皆さんと一緒に餃子を食べに行ったことです!緊張がほどけたタイミングで食べる餃子が本当においしくて、も~う、染みました!!(笑)

――本作で最も時間をかけた部分はどこでしょうか。

【藤井】一番時間をかけたのは、インタビューです!5日間くらいかけて、今まであまり話してこなかった過去のことから、美容のこと、100問1答、夫婦インタビュー、結婚式への思いまで、たくさんお話ししました。かなり読み応えのある内容になっていると思います。

――そんなインタビューでは、あえて鬱や摂食障害の過去なども明かしています。

【藤井】正直に言うと、葛藤や怖さはありました。これまであえて言葉にしてこなかった過去だったので、「どこまで話していいのか」「どう受け取られるのか」と悩んだ部分もあります。でも同時に、あの時間があったからこそ今の自分がいる、という気持ちも強くて。
誰かに向けて“告白”をしたいというより、同じように苦しんだ経験のある人が、少しでも孤独じゃないと思えたらという思いで、勇気を出して話しました。

――普段ファンの方に見せる姿と、この本で見せた姿。ご自身でどのようなギャップがあると思われますか?

【藤井】SNSや普段の発信では、どうしても「いつも笑顔で元気な私」「前を向いている私」が多いと思います。でもこの本では、その裏側で考えていたことや、弱さ、揺れていた気持ちも正直に書いています。明るさも、迷いも、どちらも私自身で、その両方を知ってもらえるのが、この本ならではだと思います。

――30代を目前に、すべてをさらけ出した本作。そんな藤井さんが次に挑戦したいことや、理想の女性像について教えてください。

【藤井】30代を目前にして、「もっとこうなりたい」と焦るよりも、自分にとって心地いい選択を重ねていける女性でいたいと思うようになりました。仕事もプライベートも、無理に背伸びをするのではなく、ちゃんと自分の軸を持って選び取っていくこと。しなやかさと強さを併せ持った女性像を目指しながら、これからも一歩ずつ、新しい挑戦を続けていきたいです。

――最後に、この本を手に取るファンの方々へ、一言メッセージをお願いします。

【藤井】正直、インタビューは結構重たい内容なので、今でもちょっとドキドキしています。
でもこの本が、誰かの心にそっと寄り添えたり、「このままでいいんだ」って思えるきっかけになれたら、それ以上にうれしいことはありません。写真では、私の見たことのない表情にも出会ってもらえると思いますし、美容のページもたくさんあるので、楽しんで読んでもらえたらうれしいです。
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