■平野紫耀がプロデュース 映像でも魅せる片思いナンバー
プロデュースの経緯について平野は、「ミュージックビデオが先に浮かんで。頭の中で思い描いていたものを忠実に再現しています」と語り、音楽と映像の両面で濃密に設計した楽曲であることを明かした。
「アナログ感があって、すごくファンタジー。でも今までの作品よりストーリー性がしっかりあるミュージックビデオを作りたかった」と語る平野。「3XL」というタイトルには“3×LOVE”という意味が込められており、「片思いの曲なんですけど、その間を埋める“時間”とかも表現している」と説明する。ちなみに「今日の服は3XLくらい?」という質問には、「いや、普通にLくらいですね(笑)」と笑いながら答えてくれた。
この曲を初めて聴いたときの印象について、岸優太は「紫耀の新鮮な一面を知れたというか、“こういう考え方もあるんだ”って驚いた」と振り返る。アナログな映像美に現代的な要素、そして自分たちらしさを織り交ぜたミュージックビデオについても「映画みたいな世界観。不思議な楽しさがある」と話す。
神宮寺勇太も「すごく聴きやすいし、今までのリード曲とはまったく違う」と語り、「自分たちらしさもありつつ、歌詞がすっと入ってくるような聴きやすさを、最初に聴いたときに感じました」と話した。
■“余白”の美学
それぞれのレコーディングを振り返ってもらうと、岸は「1曲の中での振り幅が今までにない感じだったので挑戦でした。メロウなラップだったり、細かいビートでリズムを取るラップだったり」と語る。そのうえで「1曲を通してまるっと聴いてほしい。歌詞の世界観もつながっていて、歌割りもすごく考えてくれているので」と、楽曲全体での完成度をアピールした。
平野は「すごく大変だった記憶はある」としつつも、「感情を乗せたほうがいいけど、逆に“感情を乗せない”ほうが何考えてるかわかんなくていい、っていうこともある。聞き手側にも回りながら、レコーディングしました」と、表現における“余白”の持たせ方について触れた。印象的なDメロについても「ちょっと明るく歌ってもいいけど、あえてそうしないことで寂しさが出せるんじゃないかって。そういう表現を試してみました。ぱっと聞いたら普通なんですけど」と、繊細なアプローチを明かす。
神宮寺は「メロウな部分も多くて楽しかった」と語り、「サビはポップな曲調だからこそ、かわいくなりすぎないように意識した」と振り返った。「綺麗に歌いすぎるとポップスに寄りすぎちゃうので、若干“汚め”というか、雑に歌うくらいで。そこはすごく意識しました」と語る神宮寺の言葉からも、声での表現に対する高いこだわりがうかがえる。
中でも印象的だったのが、平野の「恋愛と一緒ですね。やっぱ伝えすぎも良くない」というひと言。感情を出しすぎず、余白を残す。その“ちょうどよさ”が「3XL」の絶妙な温度感を作り出している。
■“育っていく曲”としての「3XL」
ライブでの演出については「まったく考えてないですね。ツアー終わったばかりなんで」と笑う平野だが、「ファンのみなさんに曲が馴染んできて、どういうパフォーマンスを求めてるかを肌で感じながら考えたい。まずは歌番組などでちゃんとパフォーマンスできたら」と意気込んだ。ライブを重ねながら進化していく1曲になりそうだ。
2026年の始まりを飾る新曲としての位置づけについて、3人に意気込みを聞くと、岸は「ライブもやりたいし、何よりみなさんと会える環境をたくさん作りたい。あとは、もっと“やばい曲”たちをいっぱい出していきたい」と語った。
平野は「毎年言ってるんですけど、とにかく楽しんで、自分たちが楽しめることを優先して納得いくものを作って。それで、ファンのみなさんといい時間を過ごしていけたらうれしいなと思います」と話し、神宮寺は「3年目なので、1年、2年やってきたことを3年目にさらに生かして、もっともっとパワーアップしたものをみなさんにお届けできればと思います」と力強く語った。


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