グローバルガールズグループ誕生プロジェクト『I-LAND2』から誕生したiznaが28日と29日の2日間、東京・立川ステージガーデンにて、日本で初めてのファンコンサート『2025 izna 1st FAN-CON in Japan』を開催した。

 「勇気のあるものだけが扉をノックしてください」という言葉の後に古びた扉が開く音がすると、スクリーン越しにステージが浮かび上がる。
真っ赤に彩られたステージにメンバーの姿が見えると、会場のnaya(ファンネーム)たちの声が大きな歓声へと変わっていった。

 重低音が響くイントロが印象的な「Mamma Mia」がはじまると、会場のボルテージはいきなりマックスに。美麗なメロディと力強いラップが交差するパフォーマンスで会場を盛り上げていくiznaに、会場のnayaも「マンマ・ミーア」のコールで応える。しなやかで強烈な印象を残すダンスブレイクで会場を圧倒すると、そのままシームレスに「SASS」へ。一糸乱れぬ群舞と激しいパフォーマンスの合間でも余裕を感じさせるほほ笑みと圧倒的な歌唱で序盤からiznaの本領を発揮した。

 パフォーマンスでは、会場を圧倒するパワフルなiznaだが、トークでは人懐っこい笑顔を見せる。「会場の熱気がすごくてびっくりしました」とRYU SA RANGが言うと、BANG JEE MINは会場のnayaに向けて「とっても会いたかったです」と最初から最後まで日本語であいさつ。CHOI JUNG EUNは「久しぶりにnayaのみなさんの歓声を聞けて、胸がいっぱいになりました」と感動を伝えた。

 「次の曲に行く前に、nayaのみなさんの協力が必要です」というBANG JEE MINの呼びかけで、nayaの歓声を会場いっぱいに響かせると、続いてグループ名を冠した「IZNA」へ。独特のリズムに乗せたダンスとラップで会場を魅了し、シティポップな雰囲気が特徴的な「Racecar」ではのびやかな歌声が会場を包み込む。曲が終わり、光の向こうへと去っていくメンバーの後ろ姿まで完璧な美しさを見せ、会場を圧倒した。

 VCRの後は、星がまたたく夜空のステージにメンバーが再び登場。
雨音が響く中、傘を差したメンバーたちが「In the Rain」をしっとりと歌い上げる。迫力あるラップとパフォーマンスが印象的なiznaだが、この曲ではどちらも封印。ジャジーなメロディに6人の歌声が重なり合い、歌唱力と声の表現力の高さを見せた。続く「SIGN」でもiznaのボーカル無双は続く。会場に朗々と響く中低音にはじまり、空間を貫くようなクリアボイスのハイトーン、儚くも魅力的なファルセットまで、さまざまな音域を自在に操り、会場をiznaの色に染め上げていった。

 そして、ステージに現れた「プリティ・ストレンジ・ルーム」を舞台に、nayaが外に出るための鍵を探すために、iznaがミッションにチャレンジすることに。会場のあちこちに隠された宝箱を見つけて、その中に書かれているミッションをクリアしたら鍵が入った袋が手に入るという仕掛けだ。メンバーは2人1組となり、nayaたちと力を合わせてミッションに挑戦する。CHOI JUNG EUN&JEONG SAE BIは「チーターうさぎ」チーム、MAI&RYU SA RANGは「高嶺の花」チーム、BANG JEE MIN&KOKOは「オレンジ」チームと命名し、手をつないでそれぞれ順番に会場を駆けめぐって宝箱を見つけ、ミッションに挑戦した。

 3チームの活躍のおかげで、全部で10個の鍵を集めることに成功。この鍵でnayaの部屋をオープンすると、スクリーンにはピンクのぬいぐるみ姿のnayaの姿が現れた。ミッションに挑戦する過程で会場のnayaたちと触れ合うこともでき、メンバーもnayaも一緒にゲームを楽しむ時間となった。


 そして、再びライブパートへ。「TIMEBOMB」では「naya大好き!」とMAIが投げキッスする一幕もあり、明るくはつらつとしたiznaの魅力を存分に発揮した。続く「BEEP (Japan Edition)」ではさらにテンションアップし、跳ねるようなステップと弾ける笑顔がチャーミング。この日のために準備したというJ-POPカバーステージでは、HANAの「Blue Jeans」を披露。ノスタルジックなメロディが特徴的なミドルテンポのこの曲を深みのある声で歌いこなし、会場の大合唱を巻き起こした。CHOI JUNG EUNも「私たちの初めてのファンコンサートということで、新しい姿を見せられるように準備しました」と、この日のために特別に用意したステージだったことを明かした。

 最後の曲は懐かしのユーロビートが耳に残る「FAKE IT」。メンバーたちのつやのある歌声が会場に響き渡り、最後はメンバー全員がきゅっと抱き合い、感動的なエンディングを迎えて本編は終了した。

 アンコールでは、会場の後方からメンバーたちが登場。「Supercrush」を歌いながらnayaとのふれあいを楽しんだ。今回のファンコンのために用意したという「Supercrush」はステージでは初めて見るというnayaも多かったようで、メンバーとの近い距離も相まって、この日一番の歓声が上がっていた。「最後まで一緒に楽しみましょう!」というKOKOの言葉で始まった「DRIP」では、 BANG JEE MINからスタートしてMAI、RYU SA RANG、JEONG SAE BI、CHOI JUNG EUN、KOKOとソロパフォーマンスでつむいだダンスブレイクをはじめ、ステージを思いっきり楽しむiznaの姿が印象的だった。


 MAIは「いつかiznaだけの公演を日本でしたいと思っていたんですけど、今日、夢を叶えることができました!」と誇らしい笑顔を見せた。この日の思い出を写真に残したいというJEONG SAE BIの言葉で、会場のnayaたちと記念撮影をすることに。この時、nayaからは「約束するよ nayaは永遠にそばにいる」と書かれたスローガンが掲げられ、iznaも大感動。客席を振り返ってスローガンを読みあげ、メンバーたちもスローガンを手に写真を撮った。

 BANG JEE MINは「あっという間に時間が過ぎてしまいましたね」と日本語でしみじみ。「きょうは私たちにとってプレゼントのような1日でした。たくさんのnayaのきれいなペンライトの光とみなさんのまなざしを見ることができて、とても素敵な時間を過ごすことができました」とほほ笑んだ。最後には日本語で「大好きだよ」とほっぺハートで締めくくった。

 JEONG SAE BIは日本語で「忘れられない1日になりました」と語り、感慨深げ。「nayaからもらった素敵なエネルギーのおかげで、これからもっと素敵な末っ子に成長できそうです」と一生懸命な日本語で伝えてくれた。そして「naya、いつも幸せにしてくれてありがとう。iznaがnayaを守るからね。
大好きだよ!」とビッグスマイルを見せた。

 CHOI JUNG EUNは「今までのステージで一番幸せだったステージはと聞かれたら、私は間違いなくファンコンサートを選ぶと思います」ときっぱり。「毎日、幸せなことばかりがあるとは言えないけれど、でも私はnayaと一緒なら毎日が幸せだと思います」と力強く宣言し、日本語で「nayaずっと一緒にいようね、ずっと幸せにいよう」と言いながらはにかんだ。

 RYU SA RANGは「初めてのファンコンだったからすごく緊張してドキドキしながら準備してきました。でも終わりが近づいてきたら少し残念だし、悲しくもあります」とさみしい気持ちを明かした。一方、「一生忘れられない思い出を作ってくれたnayaのみなさんに感謝の気持ちを伝えたいです。こんなに素敵なステージに立たせてくれて本当にありがとうございます」と笑顔を見せ、「naya、本当にとっても愛してます。そしてこれからもずっと愛してます」と伝えた。

 KOKOは「私たちiznaの日本初ファンコンに来てくださり本当にありがとうございました。本当にこの日をずっと待っていました」と日本での初めてのファンコンに感動を抑えられない様子。そして、「この日のために日本語をめっちゃがんばったんですけど、無理そうなので簡単に言います。naya大好き、愛してます!」と大きなnayaへの愛を叫んだ。


 MAIも「日本で初めてのファンコンをすることができて、本当に幸せで、光栄です。nayaのおかげでステージに立つことができたので、感謝の気持ちを伝えたいです。日本でのファンコンということで、日頃から応援してくれる家族と友人も足を運んでくれました。少しでも感謝の気持ちを伝えられたら」と、日本でのファンコン開催への喜びと感謝を伝えた。「そしてなにより、nayaのみなさんがきょう1日の幸せな気持ちを持っておうちに帰ってくれたらうれしいです。本当に大好きです、愛してます」と輝く笑顔を見せた。

 「iznaはいつもnayaを愛しているという気持ちを込めて」というKOKOの言葉で始まったのは「IWALY」。この日最後の曲なだけに、会場が一体となって大合唱をiznaへと届け、その歌声にJEONG SAE BIも「大好き!」と声を上げる。最後はステージを右に左にゆっくりと歩き、会場すべてのnayaに向けて手を振って愛を届けようとするizna。そんな彼女たちがステージを去った後、客席に残ったnayaからは「ありがとう」の言葉と拍手が自然と沸き上がった。

 iznaは、2024年に放送された『I-LAND2』で誕生したグループ。日本人2人を含む、チェ・ジョンウン、バン・ジミン、ユン・ジユン、ココ、ユ・サラン、マイ、チョン・セビの7人で昨年11月にデビュー。
ユン・ジユンは今年8月に健康上の理由で活動を終了した。
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