本作は、第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した佐々涼子の『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』が原作。米倉主演で、2023年3月に独占配信され、日本中を感動の渦に包んだドラマシリーズ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』の続編となる。
解禁された本予告では、メキシコ、オーストラリア、イタリア、アメリカ、日本と、世界各地を舞台にした国際霊柩送還の現場が映し出される。物語は、主人公・伊沢那美(米倉)のもとに、「8年前に海外事故で亡くなったはずの恋人・足立幸人(向井理)がメキシコで生きているかもしれない」という衝撃的な情報が届くところから動き出す。
“ハロウィン”シーズンのある日、エンジェルハースには次々と送還依頼が舞い込み、それぞれのメンバーが世界各地へと向かう。新入社員・高木凛子(松本穂香)と遺体処置のスペシャリスト・柊秀介(城田優)は、幼い娘を突然失った真衣(入山法子)とイタリア人の夫・ルカ(ALEX JD)の夫婦を担当。
生後間もない娘のミーナを突然、SIDS(乳幼児突然死症候群)で亡くすという悲劇に襲われた真衣は娘の死を自分のせいだと責め、イタリアに暮らす家族の元へ送還することを突然、拒む。
一方、会長・柏木史郎(遠藤憲一)と手続担当・松山みのり(野呂佳代)は、ファンミーティングのため来日中に急逝したハリウッドスター、マービン・クルーゾー(RICHARD E.WILSON)の極秘送還を任される。そこにマービンを愛した“ファン”の女性サクラ(赤間麻里子)が突如現れる。
元ヤンの若手社員・矢野雄也(矢本悠馬)と霊柩車のドライバー・田ノ下貢(徳井優)が担当するのは、車椅子で世界一周しながら動画配信を続けていた倉持健臣(佐藤緋美)の送還。ゴール目前のオーストラリアで不慮の事故で亡くなり、父の倉持吾郎(生瀬勝久)の元に届けるが、実は健臣には最後にやり残したことがあることが判明する。
社長の那美(米倉)が担当するのは、メキシコで交通事故で亡くなった日本人女性・菊池美沙子(鶴田真由)の送還。那美は柏木会長の命令で、街中が「死者の日」の祭りで華やかに彩られたメキシコのグアナファトに向かう。そこで、夫の菊池譲司(木村祐一)から拒まれながらも、日本に送還できるよう準備をしていた矢先、亡くなったと思っていた足立幸人(向井理)の消息を聞いた那美の心は揺れ動く。
エンディングテーマの「Heart」は、劇中では、木村演じる譲司と、鶴田演じる美沙子の思い出の楽曲としても登場し、物語を優しく包み込む。
■木村祐一(菊池譲司役)のコメント
めちゃくちゃ幸せな経験でした。今までに自分でも見たことのない顔、聞いたことのない声、演ったことのない感情を出すことが出来たと思っています。何より脚本の素晴らしさ、監督の演出力、共演陣の人間力、撮影に関わる全ての方のチームとしての団結力と技術力、プロ意識、全てに包まれながらやらせていただきました。兎に角めちゃくちゃ幸せな経験でした!
■鶴田真由(菊池美佐子役)のコメント
一人の人間に死が訪れる時、その人の物語は完結します。人生における良いこと悪いことの全てが愛おしさに変換される瞬間なのかもしれません。実はこの映画の撮影中に誕生日を迎えました。そして、なんと!私の演じる美佐子の葬儀シーンの撮影は誕生日に重なったのでした。まさに生と死が重なり合う日となりました。ロケが行われたメキシコには「死者の日」という祝祭があります。死者の魂を弔う日なのですが、町中とてもキッチュに彩られます。一度行ってみたいと思っていたこのお祭りを、今回の撮影で擬似体験することができました。そのカラフルで美しいお祭りの様子も見どころのひとつです。
■入山法子(真衣ランベール役)のコメント
どうして先に逝ってしまうの、どうして私じゃなかったのと、自分を責める真衣と過ごした時間は、どんな言葉でも全く追いつかない複雑な感情のふくらみで喉の奥がつっかえて、思い出すと今でも胸が苦しくなります。
命が旅立つ順番ってどんなふうに決まるのだろう、と答えの出ない問いを抱えながら、大切な人は、たとえ姿が見えなくても、いつもそばにいてくれる、そんな希望を支えに本作に向き合いました。出演させていただけたこと、大変光栄に思います。ありがとうございました。真衣たち家族の姿が、この物語を必要とされている皆様の心を癒してくれますように。
■赤間麻里子(サクラ役)のコメント
たとえ側から見たら滑稽な愛のカタチでも、愛する人との別れは人生において最も辛いことのひとつだと思います。サクラにとって彼と過ごした時間は偽りのない、豊かなもの。突然の別れの中で真摯に寄り添ってくれた柏木さんとみのりさんの存在が、サクラが再び人生を歩き出すための大きな力になったのだと思います。
『想い続ける』という行為は、人を立ち止まらせるものではなく、むしろ前へ進ませてくれる力でもあることも、おふたりが教えてくれました。この作品が観る方自身の時間とどこかで交差することを願っています。
■佐藤緋美(倉持健臣役)のコメント
実際に車椅子で世界一周をされた方にもお会いしました。生きることの大変さを知るとともに、生きていることのありがたさを知りました。家族の大切さを、絶妙に気付ける作品になっています。脚本の古沢さんの程よい人間の距離。監督が引き出した、絶妙な表情。ぜひ家族皆さんで観ていただきたいです。
■生瀬勝久(倉持吾郎役)のコメント
このシリーズは、以前から、一視聴者として素晴らしいドラマだと思い観ておりました。オファーをいただいた時には、少し肩に力が入った事を思い出します。普段の私が演じる役とは、かけ離れた父親役でしたので、とても新鮮に現場で楽しめました。全体の中に、上手く溶け込んでいれば、私の仕事は完遂した事になります。皆様の評価が気になります。ご覧になって、楽しんでいただけましたら、ぜひともお知り合いに宣伝していただければ幸いです。
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