三宅唱監督の映画『旅と日々』が、日本で最も歴史ある映画賞「キネマ旬報ベスト・テン」(第99回/2025年)において、日本映画第1位に輝いた。あわせて、主演のシム・ウンギョンが主演女優賞を受賞したことが29日に発表された。


 『旅と日々』は、つげ義春の短編漫画『海辺の叙景』『ほんやら洞のべんさん』を原作に、旅を通して静かに生き方を見つめ直していく女性の姿を描いた作品。昨年11月7日より全国で公開され、口コミを追い風にロングラン上映が続いている。

 「キネマ旬報ベスト・テン」での受賞で注目されるのは、三宅監督作品としての快挙だ。『ケイコ 目を澄ませて』(2022年)、『夜明けのすべて』(24年)に続き、3作品連続でキネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位を獲得。25年は『国宝』『敵』『宝島』『爆弾』『TOKYOタクシー』『ファーストキス 1ST KISS』『8番出口』など話題作が相次いだ年だったが、それらを抑えての首位受賞となった。

 主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンにとっては、今回がキネマ旬報ベスト・テン初受賞。異国の地を旅する主人公・李(イ)を繊細かつ静かな存在感で演じ、その演技が高く評価された。

 受賞を記念して、TOHOシネマズ シャンテにて【2月6日(金)~】復活上映が決定!! シム・ウンギョン演じる主人公・李(イ)の旅路を、もういちどスクリーンで観るチャンスがやってきます。なお、テアトル新宿でも、映画ファンの熱い思いに応え12週を突破するロングラン上映中です! 全国でも根強い興行が続き、今後新たに上映する劇場も。

 受賞を記念し、東京・TOHOシネマズ シャンテにて2月6日から復活上映が決定。さらに、テアトル新宿では観客の熱い支持に応え、12週を超えるロングラン上映が続いている。全国各地でも上映が広がっており、今後新たに上映を行う劇場も予定されている。


 本作はこのほか、昨年12月に発表された「第47回ヨコハマ映画祭」でも2025年日本映画ベストテン第2位に選出され、助演女優賞(河合優実)、最優秀新人賞(高田万作※高=はしごだか)、撮影賞(月永雄太)を受賞。作品のみならず、俳優陣やスタッフワークまで含めた総合的な完成度が、各映画賞で評価されている。

■劇場一覧(1月30日時点)
【上映中】
テアトル新宿(東京)、キネカ大森(東京)、Stranger(東京)、シモキタ-エキマエ-シネマ K2(東京)、OttO(埼玉)、鶴岡まちなかキネマ(山形)、出町座(京都)、山口情報芸術センター(山口)、ufotable CINEMA(徳島)、TOHOシネマズ長崎(長崎)、シネマ5(大分)、桜坂劇場(沖縄)

【公開予定】
1月31日(土)~:キネマ旬報シアター(千葉)、シアターキノ(北海道)、第七藝術劇場(大阪)
2月2日(月)~:シネマ・チュプキ・タバタ(東京)
2月6日(金)~:TOHOシネマズ シャンテ(東京)、池袋シネマ・ロサ(東京)、KBCシネマ(福岡)
2月14日(土)~:横川シネマ(広島)
2月21日(土)~:ほとり座(富山)
2月23日(月・祝)~:松本CINEMAセレクト(長野)
※最新情報は映画公式サイト、上映スケジュール詳細は各劇場公式サイトに掲載
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