あす1月31日放送のテレビ大阪の『ドキュメンタリー7』(前11:00~11:30)は、日本に数十人しかいないとされる洞窟探検家が登場する。

 『ドキュメンタリー7』は、「目立たずとも私たちの生活に貢献している人たち」「社会的に弱い立場の人に寄り添い、一緒に歩む人たち」にスポットライトを当てるドキュメンタリー番組。
第34回は「アンダー×ワンダー ~洞窟探検家 松下剛士~」。

 山奥に眠る地下の空間を目指す洞窟探検は、caving(ケイビング)というアウトドアスポーツとして、世界中で親しまれている。自然に挑むスリルと、その先に待つ光景が人々をひきつける。

 松下剛士さんは、国内外で500を超える洞窟を踏破してきた洞窟のプロ。現在は会社「asobibito ~遊び人~」を立ち上げ、洞窟を保全しながら安全に楽しめるツアーを手がける。

 学生時代に熱中したのはラグビー。未知の世界に憧れ、宇宙飛行士を目指すも試験は不合格。悩んでいた時に見た“夢”がきっかけで、まったく縁のなかった洞窟の世界に入った。

 大阪出身で、3年前、日本の屋根・南アルプスのふもとに位置する愛知県・東栄町に移住してきた。愛知県で最長とされる洞窟「古戸の風穴(フットのフウケツ)」を調査し、洞窟ツアーをするため。

 探検前日に尋ねたのは、洞窟の地主である伊藤明博さん。「古戸の風穴」は、50年前に伊藤さんの父が見つけたもの。
町の観光名所にしようと発掘が進められたものの、発見から20年後に調査は打ち切りとなった。

 遺された未完成の地図には、かつて果たせなかった町おこしの願いが込められている。松下さんは「地上に出られるルートが見つかれば、すごく面白くて魅力的なツアーになる」と期待に胸を膨らませる。

 果たせなかった町おこしの願いを背負い、洞窟を一周する新ルートを探す本格的な調査が始まる。洞窟を探検する松下さんを追いかける取材班。険しい道のりが続き、5時間後、洞窟の奥には想像もしていなかった不思議な世界が広がっていた…。
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