俳優の伊藤智彦監督が30日、都内で行われたアニメーション映画『クスノキの番人』の公開初日舞台あいさつに登壇した。今月20日に死去した声優の塩屋浩三さんに思いをはせた。


 作品にかけ、これまで先輩と言える人から“託されたもの”を語ることに。伊藤監督は「エンディングのクレジットの中に塩屋浩三さんという方がいらっしゃいまして。先日、亡くなってしまったんですけど実は、この作品に出ていまして。僕はクレジットを見る度に、こっそり泣くと思います。作品として何か託されたのかなと個人的には思っています」と話していた。

 アニメ『ドラゴンボールZ』の魔人ブウ役などで知られる声優の塩屋さんは20日に脳出血のため死去。71歳だった。所属する青ニプロダクションが発表した。

 本作は、累計発行部数100万部を突破した東野圭吾氏の小説が原作。理不尽な解雇によって人生に行き詰まった青年・玲斗が、月郷神社にたたずむクスノキの番人となり、さまざまな事情を抱えた人々と出会うことで、自身の人生と向き合っていく物語となっている。

 イベントには、高橋文哉、天海祐希、齋藤飛鳥、宮世琉弥、伊藤智彦監督も参加した。
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