本作の舞台は、世界の音楽シーンを席巻するK-POP業界。かつて問題を起こして業界を追放された日本人の“元”天才音楽プロデューサー・吾妻潤(中村)と、韓国の弱小芸能事務所に所属する落ちこぼれ練習生によるNAZEが、世代や国籍を越えてともに夢を目指す熱い絆の物語となる。
ソ・ウジュンは、K-POPカリスマ経営者のチェ・ギヨン(イ・イギョン)の秘書・ジフン役、オ・ジョンミンは、原因は自分にある。の大倉空人、小泉光咲、桜木雅哉、長野凌大とともに吾妻の回想シーンに出演するアイドルグループの一員・シン役を演じている。
■初の日本ドラマ出演に喜びと緊張
――出演が決まった時の想いを教えてください。
ソ・ウジュン:オーディション後、あまり期待せず飲食店で食事をしていた時に、事務所から「決まったよ」という連絡をもらいました。ちょうどプリンを食べていました。本当にうれしかったですね。
オ・ジョンミン:同じジフン役でオーディションを受けました。最初はウジュンが合格したと聞いて祝福していましたが、その後シン役として出演することが決まったと聞いて、とても驚きました。同時に、初めての海外撮影ということもあり、とても緊張しました。
――役柄への印象は。
ソ・ウジュン:ジフンは複雑な背景を持ち、葛藤を抱える人物です。日本語での演技は負担もありましたが、貴重な機会だと思い大切に向き合いました。撮影を重ねるうちに楽しさが増し、今回の来日を通して自分自身の成長も感じました。
オ・ジョンミン:シンは感情豊かで、グループを大切にする行動派。メンバーの中でも先に動くタイプで、率直な感情表現を意識して演じました。
――実際に撮影してみていかがでしたか。
ソ・ウジュン:やはり言語が一番大変でした。現場で自然にコミュニケーションを取れるように、もっと日本語を勉強したいという気持ちが強くなりました。現場の雰囲気を和ませるタイプですが、日本ではどう振る舞えばいいか分からず、ChatGPTに相談したりもしました。「昨日のお昼は、何を食べましたか?」は日本語でどう言うのか、発音はどうするのか、などを教えてもらっています。
オ・ジョンミン:(ソ・ウジュンの話にうなずきつつ、)屋外でステージ衣装を着て撮影した時、とても寒かったのですが、メンバー(大倉空人、小泉光咲、桜木雅哉、長野凌大)と「寒い」「チュプタ(韓国語で寒い)」と韓国語と日本語を交互に言いながら撮影していたのが印象に残っています。年齢も近いので、真面目な話よりも、いたずらや冗談を言い合う時間が楽しかったです。
――撮影の雰囲気はいかがでしたか。
ソ・ウジュン:日本は押していても表面上は落ち着いた雰囲気で、俳優が余裕を持てる環境を作ってくれていると感じました。
オ・ジョンミン:そのおかげで、より集中して演技ができました。
ソ・ウジュン:中村倫也さんは、登場した途端に現場の雰囲気が変わるような方です。明るくなって雰囲気が和やかになり、見習う部分が多かったです。
オ・ジョンミン:多くの俳優の方々やスタッフの皆さんに助けていただき、とても印象に残る撮影期間でした。その中でも特に、中村倫也さんのエネルギーや発声、声の力強さといった部分から、「本当に“俳優”だな」と強く感じましたし、とても刺激を受けました。自分も中村倫也さんのような俳優になりたいと思いました。
■それぞれが描く“DREAM STAGE”
――タイトル『DREAM STAGE』にちなみ、俳優としての夢を教えてください。
ソ・ウジュン:家にいるより現場にいる時間のほうが長ければいいと思うほど、撮影が好きです。スポーツが好きなのでアクションにも挑戦したいです。大きな夢というより、楽しく幸せに、途切れず演技を続けることが目標です。
オ・ジョンミン:ロマンチックコメディにも挑戦したいです。最近はNetflixドラマ『恋の通訳、できますか?』を観て、ああいう作品に出演したいと思いました。
――日本で体験してみたいことはありますか。
ソ・ウジュン:大好きなボクサー・井上尚弥選手のジムに行きたいです。できることなら、習いたいです。また、日本のアニメも好きで『俺だけレベルアップな件』や『呪術廻戦』、それから『鬼滅の刃』も観ています。もし展示会やイベントがあれば、ぜひ行ってみたいです。
オ・ジョンミン:旅行です。これまで旅行した中では、京都がとても良かったです。なので、箱根や札幌など、いろいろな地方にももっと行ってみたいです。
――ご自身を一言で表すと?
オ・ジョンミン:“みそ汁”です。友人から「みそ汁の出汁のように濃く香ばしい深みがある」と言われます。
ソ・ウジュン:“天然”です。第一印象は冷たく見られがちですが、親しくなったら、“天然”とか“いたずらっ子”と言われます。
オ・ジョンミン:(ソ・ウジュンは)本当によくいたずらもするし、天然さもあるので、そういうところが魅力です。3人(ソ・ウジュン、オ・ジョンミン、同席した事務所スタッフ)で歩いていると、2人ともウジュンへのツッコミで大忙しです。ですが、複雑に考えず、ただシンプルに思いを伝えられるところも魅力です。
ソ・ウジュン:(照れ笑いを浮かべながら)彼(オ・ジョンミン)は、周りに配慮しながら言葉をかけてくれるんです。そういったところが魅力ですし、見習わないとなと思います。
――第9話に向けてメッセージをお願いしいます。
ソ・ウジュン:物語の終盤で、すべての事件を告白する重要なシーンがあります。そのせりふを今も一生懸命練習しています。今、少しだけお見せしてもいいですか?(放送前のシーンを流ちょうな日本語で一部披露)。
オ・ジョンミン:さらに成長した姿で、また次回お目にかかりたいです。
【プロフィール】
■ソ・ウジュン
2000年生まれ、成均館大学演技芸術科卒業。映画『PROJECT Y』(25)に出演。ボクシング、舞台格闘、フェンシングなどを得意とし、ボクシングではアマチュア大会75キロ級優勝の実績もある。
■オ・ジョンミン
2000年生まれ。MBC『偶然見つけたハル』(19年)、ドラマ『0時限目はインサタイム』(24)などに出演している。

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