元大阪府知事・大阪市長で弁護士の橋下徹氏が、2月1日放送のフジテレビ系『日曜報道 THE PRIME』(毎週日曜 前7:30)に出演し、衆議院議員総選挙(2月8日投開票)について「なんちゅう選挙なんですか」と言及する場面があった。

 番組では、選挙の争点となっている「消費税減税」をめぐり、橋下氏がエコノミストの熊野英生氏、片岡剛士氏らと議論。


 消費税に関しては、各党がさまざまな公約を示している。一方、減税により、円安の加速や、長期金利の上昇などに懸念を示す声もある。こうした状況に対し、熊野氏、片岡氏がそれぞれ見解を示した。

 橋下氏は「確かに金利が上がって得する人もいれば、円安でも皆、大変だ、大変だって、悪いっていう話になってますけど、軒並み大企業好決算ですし、株価もバブルのような上がり方というよりも、ある程度ファンダメンタルズを反映しているような、株価も今最高じゃないですか」としつつ、「ただ、僕はやっぱり、中低所得者の方への所得の再分配が足りなくて、円安でも金利でも得する人がいるんでしょうけども、そこは政治の力で、ちょっと再分配が弱いっていう部分があるんじゃないですかね」と指摘。エコノミストらの同意を得た。

 さらに、橋下氏は「消費税減税にある意味賛成している片岡さんですら、やっぱり制度設計が見えないということは、そこはもう間違いないでしょう?」と向け、片岡氏は「現状あれですよね、よくわからないことには答えられないので」と返答。橋下氏は「そうでしょう。もうどうやって投票するんだね、そこなんですよ、これ」と嘆いた。

 番組が視聴者に対して実施した「消費税減税が日本経済にプラスか?」のアンケートでは、「プラスである」が35%、「プラスではない」が49%、「どちらとも言えない」が16%だった。この結果に対して、橋下氏は「みんな悩む…。制度が見えないから。なんちゅう選挙なんですかこれ、ほんとに」と苦笑いを浮かべた。
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