三代目 J SOUL BROTHERS(以下、三代目 JSB) のOMI(「O」は、ストロークありが正式表記)が、千葉・幕張メッセで約4年ぶりとなるソロ公演『OMI LIVE 2026 ~INFINITY MOON~』3Days(1月30日、31日、2月1日)を完走した。

 30日と31日ではそれぞれ『FIRST NIGHT ~FULL MOON~ THE RE:VIVAL』『SECOND NIGHT ~ANSWER…~ THE RE:VIVAL』と題して、過去2つのソロアリーナツアー『HIROOMI TOSAKA LIVE TOUR 2018 “FULL MOON”』(以下、『“FULL MOON”』)と『OMI LIVE TOUR 2022 “ANSWER…”』(以下、『“ANSWER…”』)を2026年バージョンで復刻させた。
スペシャルな連夜を締めくくる『FINAL NIGHT ~THE FUSION~』(以下、『~THE FUSION~』)は2024年6月に始動したプロジェクト『THE FUSION』の集大成として7組の豪華ゲストがノンストップで登場し、圧巻のステージングが“融合”の形を具現化する。『THE FUSION』を通して本人が感じてきた、過去、現在、未来の無限の可能性を自由自在に描き出すプロジェクト『INFINITY MOON』のPHASE1の締めくくりとなった本公演『~THE FUSION~』の模様をレポートする。

 会場外では今回のライブのために試行錯誤を重ねた「OMI特製豚汁」が販売され、開演前から観客の身体を温めていた。EXPGの生徒によるアグレッシブなオープニングアクト前後に、OMI自ら出演するマナー動画を通じて「楽しむ準備はできてますか?」と呼び掛けるなど、本編前から画面越しでファンとの交流をはかった。客席の準備も整ったところで、バックモニターにオープニング映像が映る。OMIが乗るレトロでモダンなエレベーターが階を上がっていく。2階で一度停まると、三吉彩花演じるミステリアスな雰囲気の女性が乗ってきた。OMIの胸ポケットにUSBメモリを差し込む。メモリを手に部屋から部屋へ移動するOMI。

 ベッドルームに入ると再び三吉が現れ、今度は赤いUSBを手に入れる。何台ものモニターが並ぶ部屋では、モニターの一つに『FULL MOON』『ANSWER...』と過去のライブ公演名が順に表示される。続いて『THE FUSION』の赤字がそれらの字幕を書き換え、その表題文字をきっかけにステージ上では9つの花火がスパーク。
赤いライティングの中、ステージ奥から毛皮をまとったOMIが登場した。

 バックモニター上では赤いフルムーンと稲妻が光る。1曲目「THE FUSION」から会場は一気に熱気に包まれる。2曲目はSKY-HIとの楽曲「Purple Pill feat. SKY-HI」。プロジェクト最初のリリース曲として“レペゼン日本”をテーマに掲げ、ラップとボーカル一体のフローがループミュージックの中で流動する。3曲目「XXX feat. AK-69 & HIROOMI TOSAKA/SWAY」では最初のゲスト・SWAY(DOBERMAN INFINITYのラッパー)が登場し、続く「LUXE/HIROOMI TOSAKA feat. CRAZYBOY」では、2人目のゲスト・CB (三代目JSBのパフォーマー・ELLYのソロ名義)が登場。さらに、PSYCHIC FEVERも登場し、全力のパフォーマンスで会場を盛り上げた。

 革ジャンに衣装チェンジしたOMIがステージ上に再登場し、トロッコに乗って「PLAY THAT」「HEY」「DIAMOND SUNSET」を歌唱。トロッコから花道に戻り「Everybody Say Yeah 」では、客席とのコール&レスポンスでライブ中盤を駆け抜けた。

 その後、HONEST BOYZ(EXILE NAOTO:EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)とSWAYのユニット名義)が登場。「BEPPING SOUND feat. HIROOMI TOSAKA/HONEST BOYZ」にはSWAYも加わった。3人でスペシャルなパフォーマンスを終えると、映像で山下智久との楽曲「Feel Gold feat. 山下智久」のミュージックビデオが流れ、同曲パフォーマンスへ繋がり、ボーカルに熱を込めるOMIの美しいフレージングが会場全体に響きわたった。
曲調が変わり、会場内には口笛のイントロが響く。「これもこの方と一緒にフュージョン」とOMIが紹介。2021年にBTSのSUGAがプロデュースしたナンバー「You(Prod. SUGA of BTS)」では、大自然の映像をバックにオーガニックな歌声が会場を満たした。

 「Just the way you are」では、感極まる表情のOMIが客席を見渡す一幕もあり、アウトロまでていねいにファルセットを響かせた。続く「One Last Time feat. BENI」にはレッドカラーの衣装をまとったBENIが4人目のゲストとして登場。階段に座って歌うOMIとの掛け合いでしめやかに声を重ねた。

 そして、5人目のゲスト三浦大知が登場し、「To Be feat. 三浦大知」を披露。「キッズ時代からスーパースターであり続ける三浦の歌声が大好き」だというOMIが演出する、圧巻のバラードパートとなった。

 ラストは、ゲストのEXILE TAKAHIROが紹介され、映画『HiGH&LOW THE RED RAIN』で“雨宮三兄弟”の次男と三男を演じたEXILE TAKAHIROとOMIが、同作の劇中歌「THE RED RAIN」を披露した。

 ギターソロでTAKAHIROが退場すると、客席に感謝を伝えたOMIも一度退場。客席からアンコールを求める手拍子と「OMI」コールを受けて再登場したOMIは、「僕のメッセージソングとして届けたいと思います」と曲紹介をしてアンコール一曲目「HEART of GOLD」を披露した。そして、「愛されてるなと実感します」と3Daysを駆け抜けた感謝を表明し、エンディング曲を飾る「LASTING FOREVER」でライブを締めくくった。


 アフターパーティーには、バスローブ姿のOMIがステージ上に登場。白色のイスに腰掛け、客席に「乾杯!」とグラスを向け、ファンへのお知らせとして、自身初となるソロFC イベントツアー『OMI MOON NIGHT 2026 “O to 3”』を7月から開催することを発表し、フランクな情報解禁に客席が一気に沸いた。

 OMIは、1月28日にリリースしたEP『THE FUSION』が、2月3日発表の最新「オリコン週間アルバムランキング」で初週売上3.6万枚で初登場1位を獲得。OMIとして自身初の「オリコン週間アルバムランキング」1位獲得となった。
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