世界的ロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト、フリーの初ソロアルバム『Honora/オノラ』のリリースを記念したサイン会イベントが7日、東京・タワーレコード渋谷店で開催された。会場となったB1FのCUTUP STUDIOには、抽選で選ばれた150人の幸運なファンが集結。
開場前から伸びた列には高揚感が漂い、店内は期待に満ちた空気に包まれていた。

 定刻になるとフリーが姿を見せた。インナーにTシャツを合わせたスーツスタイルで、うれしそうに手を振りながら登場。世界的ベーシストが渋谷に“降臨”した瞬間、場内からは大きな拍手が湧き起こり、その一挙手一投足に視線が集まった。

 サイン会が始まると、フリーはダンディなメガネをかけ、サインをするだけでなく名入れにも対応。一人ひとりの名前のスペルをていねいに確認しながらサインペンを走らせ、途中からはファンが書いたメモを受け取り、それを見ながら記す方式へと切り替わった。握手やグータッチを交わし、言葉を交わしながら時間をかけて向き合う姿が印象的で、少年のように目を輝かせるファンや、身振り手振りで思いを伝えるファン、さらには感極まって大号泣するファンの姿も見られた。

 列の先頭に並んでいた男性は、2000年に同じタワーレコード渋谷店で行われたレッド・ホット・チリ・ペッパーズのインストアイベントにも参加していたという筋金入りのファン。家族3人で東京から訪れ、サインを受け取ると「最高でした!」と満面の笑みで語ってくれた。

 モヒカン姿が目を引いた男性は、フリーに憧れてベースを始めたというファン。用意してきた英語で「あなたのおかげでベースを始めることができました」と直接思いを伝え、「緊張しました」と照れ笑いを浮かべた。

 若い世代から親子連れまで幅広い層が集まり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズとフリーが長く愛され続けてきたことを改めて実感させるイベントとなった。


 150人全員とていねいに向き合ったフリーは、最後にガッツポーズを掲げながら「音楽に情熱を注いでくれて、いつもサポートしてくれてありがとう!」と感謝を伝え、温かな拍手に包まれてイベントは幕を閉じた。

 フリーがジャズに挑戦した初のソロアルバム『Honora/オノラ』は3月27日に発売となる。同日に国内盤CDも発売される。
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