俳優の織田裕二(58)、反町隆史(52)、若松節朗監督が9日、都内で行われた連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』のジャパンプレミアに参加した。

 シリーズ累計発行部数1160万部を超える北方版『水滸伝』は、これまで映像化が困難とされてきた大作。
腐敗した権力に抗う“叛逆者”たちの生き様を描く群像劇を、日本ドラマ史上でも異例のスケールで映像化する。

 腐敗がはびこる世にも正義を信じる主人公・宋江を織田、宋江が記した“世直し”の書『替天行道』に導かれ集った、叛逆の英雄で“動”の頭領・晁蓋を反町が演じた。反町が演じた晁蓋の魅力を問われると織田は「ものすごく大胆な芝居を突然してくるんです。周りにいる僕たちは一瞬、凍りつくんです。『ここのセリフ、こう来たか!』と。それが面白いんです。『この芝居を成立させるためにはどうしたらいいんだろう』と、みんな瞬時に計算する。ここにはいないですけど野間口(徹)くんとか、いろんな芝居うまい人がいるけど、あせったと思いますよ。彼にしかできない大胆さ、そうかと思うと繊細だったりする。その両面が反町晁蓋の魅力だと思いました」と力説した。若松監督は「2人のカリスマですから立ち姿はカッコいいし、声もいい。いつも魅了されておりました」と話していた。


 この日は、満島真之介波瑠玉山鉄二松雪泰子佐藤浩市、原作の北方謙三も登壇した。

 “武”の化身・林冲(演:亀梨和也)、建国の英雄の末裔で正義の武人・楊志(演:満島真之介)、そしてその伴侶の済仁美(演:波瑠)。さらに、武を極めし孤高の師・王進(演:佐藤浩市)、乱世に翻ろうされるスパイ・馬桂(演:松雪泰子)ら、現実に絶望しながらも未来への希望を眼差しに宿す梁山泊の面々が登場する。一方、動乱の世にあって苦しむ民のために立ち上がろうとする梁山泊の面々の前に、今ある国家を守るため、その志を潰そうと目論む李富(演:玉山鉄二)ら強大な敵が立ちはだかる。

 ドラマ『北方謙三 水滸伝』は、15日からWOWOWや動画配信サービス「Lemino」にて放送・配信される。
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