テレビアニメ『甲鉄城のカバネリ』が、今年4月に放送10周年を迎える。これを記念して、「『甲鉄城のカバネリ』10周年プロジェクト」が始動し、プロジェクトのテーマは「甲鉄城の十年旅路(とわたり)」で、10年を今一度なぞっていけるような企画を展開していく。


 プロジェクト始動にあたり、生駒役の畠中祐、無名役の千本木彩花、そして監督の荒木哲郎よりお祝いコメントが到着。畠中は「本当に濃くて、長い時間を共に過ごさせてもらっている気がします。あわよくば、生駒と無名に、またもう一度会いたい!」、千本木は「放送終了から今まで沢山(たくさん)の方にカバネリの話題を出していただくことがあり、その度に誇らしい気持ちになっていました。あの時現場で経験したことは私の基礎となってこの10年を支えてくれています」とコメント。

 荒木監督は「最初は自分の小さい机から、どうか通じてくれと祈る気持ちで放った企画です。“カバネリ”という言葉がこの世に存在しないか検索をかけて、ひとつも出なかったのを見てガッツポーズしたのを覚えています」と、制作時の思い出を語った。

 プロジェクトの始動を記念して、フジテレビで3月6日24時45分より、映画『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』の放送が決定(※関東ローカル)。テレビシリーズのその後を描き、2019年に公開された同作が、地上波で放送されるのは今回が初めてとなる。

 さらに、4月4日より、アクアシティお台場にあるノイタミナショップ&カフェシアターにて「『甲鉄城のカバネリ』TV放送10周年記念キャンペーン」の開催が決定。店内の特別展示や、10周年を記念した新規描き下ろしイラストを使用した新規グッズ、限定コラボメニューが発売されるほか、投票により選ばれたアニメのエピソードを上映する復刻上映会の実施も予定している。

 また、2016年のアニメ放送時に配信していた公式ラジオ番組『カバネリツアーズ』も限定復活。キャンペーン期間の後半より、ノイタミナショップ&カフェシアターの店内限定で放映される。


 同作は、近世から近代へ移り変わる頃、極東の島国である日ノ本(ひのもと)を舞台に、突如現れ爆発的に増殖した不死の怪物・カバネと、人々との戦いを描いた作品。主人公であり、蒸気鍛治の少年・生駒(いこま)を畠中祐が、カバネに対抗するための装甲蒸気機関車・甲鉄城に乗って現れた謎の少女・無名(むめい)を千本木彩花が演じた。アニメの放送後、2016年12月と2017年1月には総集編の前後編がそれぞれ劇場公開され、2019年には続編となる映画『甲鉄城のカバネリ 海門(うなと)決戦』が公開された。

◆畠中祐(生駒役)
『甲鉄城のカバネリ』10周年、本当におめでとうございます。カバネリはもうまさに、自分の人生を作ってくれたかけがえのない作品です。本当に、劇場版を除いたアニメ本編が、ワンクールだけだったなんて信じられないくらい、本当に濃くて、長い時間を共に過ごさせてもらっている気がします。あわよくば、生駒と無名に、またもう一度会いたい!また生駒を演じられる日が来ればいいなと心から思います。僕らも10年という月日が経ち、色々(いろいろ)変わってしまっているかもしれませんが、気持ちだけはあの頃を忘れず、またいつか、カバネリと向き合っていきたいです。これからも皆様、カバネリのことをよろしくお願いします!!!

◆千本木彩花(無名役)
『甲鉄城のカバネリ』10周年おめでとうございます!!オーディションを受けた時のことも昨日のことのように思い出せるのに、あっという間にテレビアニメ放送から10年経っているなんて…時の流れの速さに驚いております…!放送終了から今まで沢山(たくさん)の方にカバネリの話題を出していただくことがあり、その度に誇らしい気持ちになっていました。あの時現場で経験したことは私の基礎となってこの10年を支えてくれています。皆様にとってもそんな作品であるといいなぁと心から願います。そしてこれから先もいろんな人に出会っていく作品でありますように。
カバネリ大好きです!

◆荒木哲郎(監督)
『甲鉄城のカバネリ』放送10周年おめでとう、なのですが、この作品ばっかりは“自分が産んだ”という自負でいるので、図々しいですが“ありがとうございます”と言わせてください!もちろん多くの方々と一緒に作った作品ではありますが、最初は自分の小さい机から、どうか通じてくれと祈る気持ちで放った企画です。“カバネリ”という言葉がこの世に存在しないか検索をかけて、ひとつも出なかったのを見てガッツポーズしたのを覚えています。それがありがたいことに、多くの仲間に恵まれ、やがてファンの皆さんにも恵まれ、あと遊技機様にも恵まれ、コンテンツとして10年も現役を保つことが出来ました。望外の喜びです!本当にありがとうございます!

でもやはり、この作品が自分にとって最も大切なものになったのは、主人公の生駒、無名のキャストお二人が、現実にご結婚されたからです。この嬉(うれ)しさは何だろう。何か、“俺が間違っていなかった証拠”みたいに思えたんですよ。収録時のふたりの様子を見ながらキャラクターをチューンしていったこのフィルムには、確かに“本当のもの”が込められている。何もかもが上手くいった作品ではないけど、ある種の真実が焼きついている。それならばもうこれは、宝でしょうよと。だから自分は今後も、この宝を大切にしていくつもりです。
編集部おすすめ