現在、新宿線では連続立体交差事業の推進をはじめ、次世代の新宿線を目指した整備を推進。また、働き方やライフスタイルの多様化により、乗車時間を単なる移動時間ではなく、より快適に過ごしたいというニーズが高まっているとする。
新車両『トキイロ』は、こうした背景を踏まえたもので、特急列車として運行している10000系車両の後継車両となる。「日々の移動時間をより豊かで価値あるひとときとして過ごしていただける空間を提供し、サービス向上を図ります」とする。
『トキイロ』の愛称は、「時の色」をイメージ。車両デザインは、朝、昼、夕の空の色をもとに、街並みや人々の隙間をつなげる様子を視覚的に表したなみ型ライン「エナジーウェーブ」に仕上げ、西武鉄道の車両として初めて1編成の8両全ての車両でカラーリングが異なる。車内はリクライニングシート、全席コンセント設置などの設備を充実。空間づくりの会社・丹青社がプロモーション計画までを一貫して担う。
軽量車体やVVVF制御装置の導入などにより、10000系車両よりも1編成当たりの消費電力量を約70%削減するなど、環境負荷の軽減や、持続可能な社会の実現にも寄与する。
■西武新宿線 新車両『トキイロ』
運行開始時期:2027年春(予定) ※具体的な運行開始日は後日発表
車両製造会社:川崎車両株式会社
編成車両数:8両
その他:運行区間や停車駅などの運行形態は未定
愛称・ロゴ
『トキイロ』は、朝、昼、夕それぞれの時間の空の色をイメージして名付けられた。日本語のカタカナ表記を採用し、親しみを持って呼んでもらいたいという想いが込められている。新宿線の頭文字である「S」の形も内包し、滑らかな曲線で構成することで、快適な乗り心地を表現した。
エクステリアデザイン
デザインテーマは、街並みや人々の隙間をつなげるなみ型ラインである「エナジーウェーブ」とし、躍動感あふれるダイナミックなデザインに仕上げている。グラデーションカラーを採用し、近くで見た時と遠くから見た時で表情が変わるドットデザインを取り入れた。車両前面には朝焼けと夕焼けをイメージしたダブルフェイスデザインを採用。さらに、中心部分の深い紫は夜の空をイメージし、夜から朝焼けへ、夕焼けから夜への移り変わりをドットによるグラデーションで表現。1編成の8両全ての車両でカラーリングが異なるデザインは、西武鉄道の車両として初の試みとなる。
インテリアデザイン
・客室 座席色は車体デザインに合わせたレッドとオレンジを採用し、統一感のある車内空間を演出。またリクライニング機能を設け、周りの目線が気にならない座席形状や座り心地等、細部にまで配慮した設計。
・照明 照明の色温度にもこだわり、暖かい光の調整が施される。床面、壁面には落ち着いた色調を採用し、心からリラックスできる空間を実現する。
・車内設備 すべての車両で「SEIBU FREE Wi-Fi」が利用でき、各座席には「電源コンセント」、ドリンクの「カップホルダー」や「フック」を備える。また、トイレも備え、ビジネス利用でもおでかけ利用でも快適。
環境負荷軽減
『トキイロ』は、塗装が不要で軽量アルミ車体を採用したほか、消費電力の少ないVVVF制御装置などの導入により、10000系車両に比べて1両あたり約17%軽量化したほか、消費電力量も約70%削減を実現し、環境負荷の軽減に貢献する。
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